魂のラ・フランス

2005/07/05

むかしのひび

文章力をつけるために語彙を増やしたいと思う人は多いでしょう。ですが、英単語をたくさん知っていれば英文がつらつらと書けるようになるかというとそうではありません。それは日本語も同じことです。文法や語法・慣用句などを、ひとまとまりの表現として頭に入れておかないと実用的ではありません。その点で、私は名詞よりも動詞に着目して覚えるのがいいと思います。日本語は実にたくさんの動詞をもっていて、そのうえ、この名詞にはかならずこの動詞を組み合わせるという定式化された用法も数多くあります。それを身につければ、文章表現の幅がぐんと広がることうけあいです。たとえば、
「念」は「押す」ものだし、
「雌雄」は「決する」ものだし、
「やきもち」は「焼く」ものだし、
「金字塔」は「打ち立てる」ものだし、
「思いの丈」は「ぶつける」ものだし、
「生死の境」は「さまよう」ものだし、
「茶」は「しばく」ものだし、
「タイマン」は「張る」ものだし、
「ケツの穴」は「手ぇ突っこむ」ものだし、
「奥歯」は「ガタガタ言わせたる」ものだし、
「星里」は「もちる」だし、
「近藤」は「るるる」だし、
「えろ画像」は「うpする」ものだし、
「Google」は「ぐぐる」ものだし、
「スカートのプリーツ」は「乱さない」ように、
「白いセーラーカラー」は「翻らせない」ように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみだし、
「少しのリグレットと罪」は「包みこむ」ものだし、
「甘えや嫉妬やずるさ」は「抱えながら誰もが生きてる」ものだし、
「おまえのもの」は「おれの」ものだし、
「時代のはやり」は「何周回っても木村の出番はない」ものだしー。(ondの出番もねぇー)

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