はじめに、更新再開に先立ちましてお詫びと訂正がございます。えっと、その、あのですね、まあなんていうか、……メイド喫茶よかったですごめんなさい!(バカだ) というわけで、旅を通じてまた一歩成長して帰ってきたondです(ただし人として望ましくない方向に)。ひさしぶりに参勤交代してきて、いろいろ気づいたことがあります。たとえば駅前の変貌っぷりっとかヨドバシカメラのでかさとかメイドコスさんの出現率とかひとくちにメイドカフェと言ってもさまざまな系統のお店があるんだなっていうこととかー。<ぜんぶ秋葉原の話じゃねえかこの野郎 そのなかでももっとも強く感じたことはというと、
東京って涼しいよね。
…おつむ大丈夫なんでしょうかondさん。だって、だってさ、本当にクールなんだって。クールビズなんだって。クールウェイなんだって。<クールウェイとかみんな知らないから スクールみじゅぎなんだって。<中にクールって入ってるだけだろっていうか、なんてこと書きやがるんだおまえは むしろ寒いくらいなんですって。外に出ると(外出の意)文字どおり肌で感じることができます。電車乗っても駅ビル歩いてもお店入っても、もう冷房がきつくてきつくて。弱冷車でさえ肌寒く思える私にはこれ以上の仕打ちはないってくらいにキンキンなの。あんたがたいつから欽ちゃんファミリーになったよって思うくらいに。だって東京都って石原軍団じゃなかったのかよってくらいに。(そういうシャレはいらない) 涼しい風があたってきます。ええ、省エネなんてどこ吹く風っていう風が。(そういうシャレもいらない)
いえこれが正味の話。人大杉な東京こそが率先してやらないといけないことなのに、目に見えるかたちで何かにとりくんでいるようには見受けられません。よもやお忘れとは言わせませんが、“私たち”は京都議定書にサインしています。CO2など温室効果ガスの排出量をマイナス6パーセントに抑制しないといけません。ところが、批准後もエネルギー消費はむしろ増えつづけていて、目標削減量は2000年比で14パーセントにもふくれ上がりました。昨年は記録的な猛暑でしたから、おそらくもっと増えてきていることでしょう。だから思うのは、本当に個人個人がエネルギー節減にとりかかる気があるのかってことです。けっきょくあれなんですよね、どうせ目標どおりに削減なんかできっこなくて、よその国から排出権みたいなのを金で買うんですよ。そのための増税また増税、という未来予想図。もしかしてパート2。一人ひとりがエアコンの温度調節を心がければ家計も助かるのに、それをしないがために逆に圧迫されている。体もこわすし仕事の能率も下がるし、まるでいいことありません。
ちゅっかね、時代錯誤もはなはだしいったらありません。大量生産大量消費の社会はもう過去のものです。産業コストは削減の一途だし、国内の人口は減少していくし、地球上の資源も食い荒らされました。これからは収入増や消費増なんて見込めません。ひたすら節約していかないと帳尻を合わせられなくなります。そのことに気づいていなくて、いつかは給料が増えるはずだとかものが売れるようになるはずだと皮算用している人がどれだけ多いかということです。環境問題についても、もはや自分の生活には無関係なんて言っていられる世の中ではありません。環境税の導入検討やごみ回収の有料化など、すでにダイレクトに私たちの身にふりかかっているんです。それでもすべて金で解決しようとしますか。…しますか。そうですか。(誰と会話)
開催国(?)がこんな調子なんですもん、世界規模で環境破壊なんて食い止められるわけがありません。まあせいぜい中国とガス田でも取りあって資源を食いつなぎなさいってこった。以上、今回の旅の感想でした。
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