言うてわからんような奴は犬にも劣るって、人間が言うてたんやなかったんか?

2022/03/24

何様

ふーん、テレビでやってなかったからわからんけど。ごきげんよう。

国政選挙が近づくたびに、若い世代の投票率とか若者の政治参加といった話題が取り沙汰されますが。
周りと政治の議論がしづらい、という若者の声が紹介されることがあります。

実態はむしろ逆な気がします。
年齢とともに自分の主張が明確になり、思考が硬直化しますから、人と議論しても自分と異なる意見を排除しようとする傾向が強くなるだけです。
それでは健全な議論は見込めません。
また、年代が上がるにつれて社会的地位や人間関係の重みも増してきます。
下手に政治の話なんかして他人とこじれたり、またはそれを恐れて本音を隠したりといった事態が想定されます。
頭も柔らかく、人間関係に傷がついてもまだ修復しやすい若いうちにとことんやっておくのがよいのではないでしょうか。
朝まで生テレビ!(いらんネタをはさむな)

で、だ。<何
ここからが本題なんですが、個人的には政治の話なんかよりも年代問わずしづらいと感じているものがあります。
それは環境問題です。


小学校でごみ問題を学んで以来、地球環境のことは生涯をかけて考えなければならないという意識を持ちました。
…ああそうだよそんなやつ他にいなかったよ頭のおかしい子だったよ悪かったな!
しかし当時は平気でポイ捨てする大人ばかりでした。
さすがにその時点で周りのほうが間違っているという考えを抱くことはできませんでした。

大人になっても誰かと環境の話なんてろくにしたことがありません。
誰も関心がないどころか、真面目ぶるなと冷やかす人や、話を振ると怒りだす人までいます。
自治体の決まりに従ってごみを分別しているのに、そんな分け方は知らないと町内で反対に責められたこともありました。
オフィスなどでもごみは分別しない、電気は使い放題といった人がざらにいます。
家でも同じことやっているのかと言いたくなります。
しかし正しいことを指摘すると逆上されてボコられる世の中ですから黙っているしかありません。

最近でも、レジ袋有料化への激しい非難や、市内の小型家電回収ボックスが撤去を余儀なくされるなど、環境のことを考えない人たちの心ない言動が相次いでいます。
環境に優しい製品を選ぶ、環境活動含めたCSRを果たす企業を応援するなどの動きも始まっていますが、まだほんの一部です。
大多数の人が、安かったり便利だったりすれば環境負荷などどうでもよいと考えているのではないでしょうか。
自分の出したごみが自然界にどのように影響を与えるのか考えもせず、無責任に捨て続けているのが現状です。

一人ひとりの心がけしだいで地球環境は変えられるのに気軽に話し合うこともできない。
やりきれなさをいつも感じています。

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