駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ

2021/04/26

何様

Heaven's Feel 9巻って今月発売じゃなかったっけ。ごきげんよう。

ロー恐。(ローカルトークで恐縮ですがの略)(そんな略語使うのおまえだけだ)

地下鉄駅に設置されていた小型家電回収ボックスの撤去が相次いでいます。
2、3年前に烏丸御池駅から撤去されたほか、ことし国際会館駅改札内のものもなくなりました。
理由は明らかで、ルール無用の残虐投棄が後を断たないからです。

烏丸御池駅のものを見たことありますが、もうごみ屋敷状態。
出せる最大サイズが決められているのに守らず、ボックスの入り口を通らないものは周辺に放置。
ボックスがいっぱいで入りきらないときもその辺に放置して平気で立ち去る。
自動販売機の横の空き缶入れがあふれていたり別のごみが押し込まれたりしている光景に通じるものがあります。

小型家電回収ボックスは区役所や商業施設などにも設置されています。
ですが、そちらは開いている時間が限られていますし、あと人の目もありますからね(笑)
いや駅だって人の目があるはずなんですが。
なんでしょう、黙って捨てたあと立ち去りやすいからでしょうか。
それとも、駅構内は公道などと同じく公共のスペースという認識でもあるのか。
がっつり施設内に立ち入って捨てるのは気がとがめるけど駅の中は半分屋外みたいなものだから抵抗感が薄い、みたいな。

…どれだけ意地汚いのかという感想しかありません。
山中や路上に投棄するのと何が違うのでしょうか。
大型ごみ回収費用をけちりたいがために人間ここまで悪堕ちできるものなのか、と呆れるばかりです。


駅への回収ボックス設置は、むしろ市民の環境問題への関心が高まるものと期待を寄せていました。
それだけに嘆かわしい限りです。
自分も少しでも資源回収の足しになればと古い携帯電話などを出しに行きました。
そして不用家電から抽出したレアメタルで京都マラソンのメダルを作った、というニュースに心が暖かくなったものです。

しかし一部の人には無料のごみ捨て場としか映らなかったのでしょう。
設置者の思いや理念が伝わらなかったのかと思うと悔しくてなりません。

この町のごみをめぐる問題はいっこうに改善しません。
以前の住居でも町内にごみ出しや分別のルールを守らない人がたくさんいました。
某宵山の翌朝は道路一面がごみの山です。
大都市ならではの人間関係が、ルールが周知徹底されない状況や、人ごみに紛れて悪事を働こうとする心理を生んでいるのかもしれません。

環境問題の国際会議が開催され、環境モデル都市に選ばれている一方で、市民生活に目をやるとこのありさまという。
まだまだ理想と現実との乖離を感じます。

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