センチメンタル・バス

2024/07/03

何様

寒くなくなったと思いきや寒かった(何 ごきげんよう。

ローカルトークで恐縮ですが。
このニュースで運転士が責任負わされるの納得いかない。<でたよ

“言葉通じず” 回送バスが間違い乗車の外国人を降ろさず走行
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240610/2010020244.html

一つはバス事業の人手不足を憂えてのものです。
路線バスはただでさえワンオペだから一人で多くのことをこなさないといけないのに。
その上外国語まで履修しろと言うのでしょうか。
営業所に戻って指示を仰ごうとした判断は、最善ではないもののその場で思いつく限りの対応だったと思います。
それなのに処分されたら、運転士を続けたいと思う人やなり手はますます減るのではないでしょうか。

京都駅前ですからバスのりばに案内係がいればトラブルは防げた、と思うかもしれません。
ですがその人員を確保するのも容易ではないのが実情です。
京都市交通局まぢピンチ。

もう一つ思うのは…言葉が通じないのをいいことに暴挙をはたらいてるのは外国人観光客のほうでしょ。


京都市内ではありませんが、運転士が英語で説明できないからと子供料金を払わず無視したグループを目撃したことがあります。
また、料金間違いか不払いだかで運転士が呼び止めても聞こえないふりで立ち去る人もいました。
この問題も認識が広がっているようでニュースになっていました。

外国人観光客などの“運賃回収できず”で対応策 京都市バス
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240701/2010020388.html

かれらは観光地にお金を落とすどころか踏み倒しているのです。
ワンオペの弱みにつけ込んだ卑劣な行為をたびたび見せられて、今回の運転士を責める気になれません。

バス以外の場所でも、飲食店に飲み物持ち込み、店内で持ち歩きは当たり前。
立ち入り禁止のところにもずかずか入っていきます。英語表記の看板があっても見ない。
推測ですが海外旅行だから羽目を外しているというより、自国でも普段からそうなんじゃないかと。

ここで言っておかないといけないのは、マナーが悪いのは外国人に限りません。
路線バスの乗り方や料金がわからないと開き直って、ごねたり発車を遅らせたりする人がいます。
言葉の壁はなくても、ルールを学ぼうとせずに我を通す点は共通しています。
自分は旅行前に支払い方法とか調べておかないと心配で仕方ないんですが、世の中そんな人ばかりではないようです。

現地の人の生活や移動を邪魔しないこと。
それが国内海外問わず旅行における鉄則だと思うのですが、守られていないことが観光客トラブルの問題を招いています。
何らかの形で教育や啓発の場を設けないといけない気がします。
そうしてモンクラ、カスハラを未然に防がないとバス事業を維持できない、そんな状況にまで来ています。

ソーシャル/購読

X Threads note
RSS Feedly Inoreader

Threads

このブログを検索

ブログ アーカイブ