村主さんのステキ系コメントが気になる今日このごろ。…ondです。
いまだにエスカレーターに乗れない人がいるみたいです。みたいですっていうか出くわしました。こないだ近所のショッピングセンターに買いものに行ったとき、エスカレーターで下の階に行こうとしたら、乗り口のところで立ち往生している人がいました。おばあちゃん世代というよりかはおばちゃん世代くらいの人で、下りエスカレーターに足を乗せるのが怖いのか、一歩がなかなか踏み出せなくてまごついているかんじでした。私はべつに急いでもいなかったので、その人が乗るまで後ろで待つことにしました。だって基本はFIFOだし? エンキューデキューだし? ポアソン到着だし?(なぜおもむろに情報処理用語) それにほら、いきなり私が横からぬっと出てきてびっくりさせたらいけませんから。ということで待っていたんですけれども、エスカレーターに乗る客は私だけではないわけで。そのうち2人3人と後ろに列ができはじめます。行列のできるエスカレーターです。こうなるとおんおんピーンチ。おばちゃんに気を利かせたつもりが、ほかの人の足止めをしちゃっているわけですから。と、背後で私がそんなふうに気をもんでいることを知ってか知らずか、ようやくおばちゃんがエスカレーターに乗れました。そのあとにぞろぞろと続く一団。まるで大きなかぶだわ。(祥子か)
でね、なんていうか思ったんです。いまバリアフリーということがさけばれていて、この前もホテルチェーンの不正改造などがあったばかりですが、だれもが住みよい社会を実現するのはそう容易なことではないんじゃないか、って。多くの人があたりまえのように利用している施設や設備でも、今回の例のように不自由している人がいるわけで。たしかに、エスカレーターに不慣れだなんて昔の百貨店ブームのころの話かと思ってしまいますが、だからこそ少数の人たちの悩みに気づきにくい一面はあるでしょう。そうした不具合や要望にひとつひとつ対応していくのは限度がありますから、ここは発想を変えるべきです。特別な設備や環境を作ることにばかり集中するのではなくて、それでカバーしきれない分は、たとえばまわりの人が手をさしのべるとか。そのほうが差別的な意識もなくなりますし。みんながおなじ場所を利用しておなじ空間で生活できる、というのがバリアフリーの原点だと思いますので。
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