とんぼ節

2006/02/25

むかしのひび

3.141592653589793238462643383279502884197169399375105820…。お、まだ覚えてた。…ondです。
ちょっと佐賀に行ってきました。といっても電車で通過しただけなので、残念ながら全国制覇にはカウントされないんですが(自分ルール)、車窓から見える景色がとてものどかで気に入りました。日本のどこにでもあるような、とは言え年々減りつつある、一面に広がる水田と遠くの山々と、っていう。こういう風景や景観は大切にしていきたい、と決意をあらたにしました。<おまえ何屋さんだよ 私にとっては生まれ故郷を思い出す場面でもあるんですが、新潟の田んぼはこの季節はふつう雪にうもれてますからね。春先になって雪が溶けても、土の表面にはまだ何もなくて茶色のままですが、かたや佐賀の田んぼはすでに雑草がしげって青々としています。遠目から見るともう何かの栽培が始まっているのかと思うほどです。やはり温かさがちがうんでしょうね。
しばらく前に、お笑い芸人が佐賀県の歌を出してヒットしたことがありましたが(<なにその匿名報道)、あの中でうたわれていること、とくに田舎ネタに関しては、あれ実は佐賀県にかぎらずどこにでもあてはまることなんですよね。自転車通学のときヘルメットとか、バス停の名前が住民の名前だとか。だからこそ、ジモティーのみならずたくさんの人に「あるある」と思わせたし、共感を呼んだのでしょう。日本の都道府県は気候風土にばらつきがあって、生活や県民性のちがいが話題になったりしますが、共通しているものや共有しあえることもちゃんとあるんだな、って。

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