つり目で金髪ツインテールなのにツンツンしてないってどういうこと? …ondです。
某ライブドアの株価や業績が見せかけだけのもの、虚飾だったと言うのなら、いまの日本経済はみんな虚飾じゃないんですか。(唐突だな) 景気が上向いてきているとよく言われますが、それはあくまで数値上の判断でしかありません。日経平均株価が上がったから景気がよくなったなんて、とてもそんな結論が出せるとは思えません。そうでなくても、株式市場はいまやデイトレーダーたちがマネーゲームを楽しむ場に成り下がっているというのに。有効求人倍率も改善したとこのほど発表されましたが、パートタイムや派遣などの非正規雇用が増えているだけです。地域間格差も肥大していて、表面的なデータだけではうかがえない問題を多くかかえています。企業の業績にしたってそうです。どこも徹底的にコストダウンを押し進めていて、人員削減はその最たるものです。ワークシェアリングなどという言葉はすっかり聞かれなくなってしまい、人数を減らして超過勤務やサービス残業をしいたり、契約社員の雇用や外部委託などを行って業務の質を落としています。このように各方面に負担をかけたり無理をさせて、それでようやく帳尻を合わせているのが実情です。こんな景気回復が見せかけでなくてなんなのでしょう。これでは、データによる景気判断と、私たちの生活の実感としての景気のよさとの間で、ますます温度差が広がるばかりです。たくさんの人が忙しさに追われて余裕やゆとりをなくし、将来への不安をかかえています。ストレスをためこんで人に厳しくあたったり細かいことを気にするなど、心はむしろ貧しくなっていやしませんか。
そもそも私は、日本が不景気になったとすら思っていないのですが。個人個人の生活でみれば、景気がよかろうとわるかろうと倹約する人は倹約しているし、浪費する人は浪費しています。人の個性というか暮らしぶりが、世の中の動きくらいで簡単に変わりはしないでしょう。好景気不景気のあおりを受けるのは、しっかりした自分の考えを持たずに流行に踊らされている人だけです。
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