よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアア!!

2025/04/23

投げっぱなし

つい生存報告忘れがち。ごきげんよう。

某戦争漫画の内容についてどうしても知りたいことがあり、仕方なくレビューサイトを開いたんですが。
でも、それがいけなかった。<何!

と言ってもネタバレを踏んだわけではありません。
批判的な投稿に嫌な思いをしたのでもなく。
では何かというと、書かれていた感想のレベルが低すぎてですね。
やはり戦争はだめだとか平和は大切だとか、プーチンにこれを読ませたらどう思うだろうとか。
もうね、バカかと。アホかと。
こんな小並感しか出てこないあたり、日本の平和教育は完全に失敗しています。

昔から疑問なのが、日本人の戦争体験はなぜどれも被害者視点なのか。
太平洋戦争の前に、日本が他国を侵略して占領していった歴史があるじゃないですか。
そうした国々の被害者から学ばずして何を知った気になっているのでしょう。
日本国内だって、お国のためにとか非国民とか同調圧力を強いてきた側の人間がなぜか語り手として出てこない。
もっと言えば、同じ人が他人を非難したりされたりどっちもしているはずなのに。
加害の記憶のみきれいさっぱり忘れている、もしくは語ろうとしません。
いじめの加害者が大人になったら忘れていて被害者はいつまでも記憶に苦しめられている、というのとまったく一緒じゃないですか。

悲惨な目に遭ったから戦争は嫌だ、なんて当たり前すぎて下の世代に実感として伝わるわけがありません。
自然災害と同レベルに語ってもらっては困るのです。
それよりも加害者としての経験、自分の行いがどれだけ他人の人生や尊厳を奪ったか、の話のほうがよほど聞く人の心に刺さり、薬になるはずです。

そういう証言を集めたり語り継いだりしようとしなかったことがすべての失敗の元だと考えています。


退屈なだけで学びにならない他人事な平和教育になり。
戦争をなくすために何をすべきか真剣に考える機会も失われ。
その結果、薄っぺらい感想が本気で平和につながるなどと信じる脳内お花畑が大量生産されたのです。

とりあえず防衛費を戦争の金とか言ってるのは無知もいいところです。
批判は自分の愚かさをさらすだけ。

とはいえ、当時の政策や教育方針を批判したところで何も変わりません。
誰かが教えてくれるのを待つのでなく自分で学ぶこと、現実を知ること。
それが大切なのかなと。何事もそうですが。

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あまくだry: それを口にしたら…戦争だろうがっ…!

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