ハハッ

2024/06/12

何様

やっぱりPK戦は心臓に悪い。ごきげんよう。

全国規模の遊園地やテーマパークは不公平感の排除が徹底されていると感じます。<ていうか何

まず入場待機列からしてグループの合流を明確に禁じています。
トイレ等で抜ける場合は都度スタッフに声をかけろという徹底ぶり。
たしかに、知らないとあの人割り込んだんじゃないかと思ってしまいますから。
気分を害さないように物腰穏やかに、それでいて言うべきことは言うんですから見上げたものです。

ショーの前の列形成なども時間や集合場所が正確に決められていますし、レストランも整理券が当たり前。
来た順に通されるという、最も公平なしくみとなっています。
そこに有料の優先パスとかちらつかせるんだから本当いい商売です(ちょっ

推測ですが、スタッフが顧客満足度の中にそうした要素も含まれることを理解しているからではないでしょうか。
というか私が今まさにそれ!<今?
他ならぬ自分が不公平感に過敏で、割り込まれたとか順番を飛ばされたとかがあるとせっかくの思い出に傷がつきます。
その心配なく楽しめるのはたしかに大きいなと。

それ以外の人にとっても、ステージをどの場所から見るかなどは重要なのではないでしょうか。
推しのパフォーマーやキャラクターがよく見える位置とか、お子さんからも見えやすい位置とか。
そのために場所取りや順番待ちが行われますが、そこでルール無用の残虐ファイトが繰り広げられると何を信じたらよいかわからなくなります。

このような配慮が行き届いた施設は、残念ながら全国レベルの一握りです。


それ以外の大部分、商業施設も飲食店もイベントもライブもですけども、そこまで目を光らせていません。
そのため場所を奪った者勝ち、弱者は泣き寝入りという世紀末ヒャッハーな光景がいたるところで見受けられます。
規模や参加人数の関係上、ノウハウが積み上がっていないなどの事情もあるかもしれませんが。

以前行ったご当地キャラのイベントも、自分は決められた後部座席で鑑賞していたのですが。
立ち止まり禁止の前方通路に大勢の立ち見客が詰めかけ、ステージが人垣に隠れる状態になりました。
ところがMCもスタッフも何も注意しません。
そのままイベントが進行し、ろくに前が見えないまま終了しました。
大きな不満が残った一日となりました。

あのとき自分もルールを破って通路に身を乗り出せばよかったのだろうか、といまだに考えることがあります。
それよりもスタッフの対応が気になっています。
通路に人が立ち止まったら後方の人が見えなくなるとわかりそうなものなのに。
毎年開催されているイベントで、経験もそれなりに蓄積されているはずなんですが。

そこで気づきました、ノウハウの有無ではないのかもしれないと。
開催する自分たちの都合だけでなく、観客のことをどれだけ考えているか。
ステージがよく見えない席があったら満足してもらえない、不公平感を作らないためにどうしたらよいか。
そのような視点を持っているか否かの違いでしょう。
そしてそれは、エンターテイナーとしてのプロ意識が高い大規模施設のほうに分があるのかなと。

話は変わって、コミケはどうだったろうと思って。
一見無法地帯なようで、待機列とか最後尾とかは規律が保たれていた印象があります。
スタッフの尽力もあるでしょうが、参加者が自発的に考えて行動している部分もあると思います。
過去にも指摘しましたが4列で並ぶとか一般人にはできないことですから。
単に抜け駆け禁止の相互監視が働いてるだけかもしれませんがー。

関連記事

あまくだry: 割り込みじじいを絶滅させるまでは死ねない
あまくだry: 行列のできるラーメン屋(数学的な意味で)

ソーシャル/購読

X Threads note
RSS Feedly Inoreader

このブログを検索

ブログ アーカイブ