すぐ泣く先輩って百合?<おまえはそれしかないんか ごきげんよう。
ネタにマジレスかもしれませんが「尊敬する人」って何。
昔から意味のわからない質問だとずっと思ってまして。
就職面接で聞かれるイメージですけども。
いえわかっています、面接の質問は答え自体にさしたる意味のないことは。
あれは深掘りすることによって相手の考え方や人間性を知るためにやっているのです。
ぼくも留年したことを話すと、それ自体は突っ込まれず、そこからどうやって立ち直ったかをよく聞かれた記憶があります。
他には学校の文集など、自己紹介の一環として言わされる印象があります。
こちらは面接と違って理由を聞かれる機会がありません。
したがって自分を知ってもらう材料になっているのか疑問です。
だいたい、自由度が高すぎて回答の方向性すら定まりません。
歴史上の偉人を答える人もいれば、有名人、それも分野がばらばらだし、かと思えば両親なんて回答もあります。
そのようなカオスを見せられて何をどう判断したらよいのでしょう。
いっそ大喜利ならばいくらでも答えが浮かぶんですが。
インテリ同士が集まってしりとりを始めると、いかにマニアックな単語が出るか競いがちになります。(初耳)
それと同じように、他の人が知らなそうな人名を挙げたらおおっと思ってもらえるのではないかと。
実際そう考え、和算の大家、関孝和と答えていた時期がありました。
自覚はありませんでしたが若干ドヤ顔だったかもしれません…。
さらに疑問は遡って、「尊敬」って何なんでしょう。
言葉の意味としてはすぐれた人などを敬うことですが。
ある人が誰かを尊敬していると言ったとして、変な話、それが何だと言うのでしょう。
本人に直接伝えるならわかりますが、本人がいない場で言っても何の意味もないと思うのですが。
そう考えると、「尊敬する人」を答えるときの「尊敬」にはもっと別の意味も含まれていると推察されます。
自分もそのように生きたいとか。
見習うところがあるとか。
ただただ感心するとか。
感謝しているとか。
であればお題を「目標とする人」などに言い改めるべきであって。
尊敬と言ってしまうと方向性が発散して、やはり質問として不適切だと感じます。
もしくは現代では代わりに「推し」を挙げてもよいかもしれません。
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