緊急特番ー。
Jリーグの試合速報は必ず公式サイトで確認すること!<何様っていうか何
事件は先週末のJ2第21節で起きました。
いまだにケチってDAZN入っていない自分にとって、試合経過を知るにはテキスト速報が頼みです。
具体的にはJリーグ公式サイト jleague.jp やアルビレックスの公式Twitterアカウント @albirex_pr でチェックしています。
本節は前半戦折り返しの節目でしたし、しかも勝ち点で並ぶ仙台と横浜FCが1時間前にともに引き分けたため、勝利して勝ち点で差をつけられるか目の離せない展開となっていました。
そして2-1でアウェーの新潟が勝利。
サイトとTwitterで結果を確認してほっと胸を撫で下ろしました。
って前置きが長くなってすみません、事件はここからです。
普段はしないことなのですが、他のサイトで試合の状況がどう伝えられているか確認しようと思い立ちまして。
チーム名でググったところ、検索結果の先頭に終わったばかりの大分-新潟の試合結果がなんと2-2と表示されていたのです。
表示箇所は通常の検索結果よりもさらに上、強調スニペットが表示される領域です。
リッチリザルトとも呼ばれ、質問やハウツーを検索すると代表的なサイトの回答が表示されて、個々のサイトを開かなくても知りたいことがわかる機能です。
それと同様に、Jリーグのクラブ名や対戦カードで検索すると直近の試合日程や結果がトップに表示されるのですが。
Googleに表示された試合結果では、後半ATに大分の得点で同点に追いついたことになっています。
どちらかが間違っているのでしょうが、こちらは2つのサイトを見ていたわけですなわちダブルチェックもできています。
Googleが間違っていることに疑いはないものの、確かめる手段がなく悶々としていました。
検索を繰り返したところ、最初の表示から数分後にしれっと1-2に訂正されました。
短時間のことだったので見せしめのスクショを取りそこねたことが悔やまれます。
というわけで、Googleの速報なんか当てにならないことがはっきりしました。
個人的に心臓に悪かったというのもありますが、サポーターにとって重要かどうかに関係なく、客観的事実を伝えることができていないわけですから。
これではニュースの体をなしていません。
というか、今までも大会名やチーム名の誤記を目撃したことがありまして。
情報の正確さにかねてから疑問を覚えていたのでやっぱりかという感想しかありません。
大会名間違ってるぞGoogle!!! pic.twitter.com/mVf3U8JQoQ
— ond (@ondamayadori) April 26, 2017
そもそもあの一番上の情報をどこから表示しているのか不明です。
Googleが独自に取材しているとは思えませんし、得意のビッグデータでしょうか。
公式発表によらない非公式なニュースの転載か、先走った観客が投稿した誤情報を鵜呑みにしたのか。
いずれにせよ、出所不明な情報源である以上信用するに値しません。
こうした問題は他にも実例があります。
通行禁止の私道を、無断で通り抜けしている人たちの位置情報だけを根拠にGoogleマップ上で公道と表示していた問題が挙げられます。
膨大なデータを自動処理することで大量の情報を発信している一方で、個々の信憑性については検証が追いついていないのです。
安かろう悪かろう、になぞらえて言うならば多かろう悪かろうの提供スタイル。
ファクトチェックの重要性がさけばれている昨今にあっては時代について行けなくなっているのではと感じます。
自動収集されたデータを表示するだけのサイトをニュースソースとして信頼するか、という議論になります。
情報の正しさだけでなく、責任の所在についても言えることです。
その点では自分は某ヤホーニュースなども見ないようにしています。
なぜなら一次情報ではないからです。
他社のニュース記事の寄せ集め。
それ自体が悪いわけではありませんが、誤情報が配信されたときに引用元のせいにして責任逃れすることが容易に想像できます。
責任を持って情報を発信し、もし間違いがあれば自ら訂正する、そうした一次情報源のみ参照すべきです。
新聞社やテレビ局、スポーツであれば主催者などでしょうか。
それ以外の提供者のニュースは見ないようにすることでしか嘘情報から自分の身を守る手段はありません。
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