実は食虫植物よりもこっちのほうがおぞましかった。ごきげんよう。
世の中、ただで使っておきながら文句垂れてる人が多すぎてなんかね。
検索結果に変なサイトが混じってるとか動画の広告がうざいとか。
むしろ無課金ユーザーほど無責任なことを言う傾向すらあります。
映画でも、劇場公開時はそれほど多くなかった批判的な感想が、某金ローなどで放送されると一気に増えることがあります。
テレビは別としても、インターネットサービスなんか完全に使わせてもらっている側です。
裏でスポンサーから金もらっていると知っていたとしても、サイトを利用しているときには関係ないことです。
誤った「お客様は神様」の態度を振りかざしてよい理由にはなりません。
けして不満を口にすること自体を否定するものではありません。
川が汚れているとか道路が渋滞しているとか、気になることには声を上げていって改善されるケースもありますから。
ですが、そうした公共のものとは違って、たかが一企業が提供するサービスです。
過去に指摘したことがありますが、巨大企業や有名なサービスは公共性が高いとみなして叩いてよい対象に祭り上げる傾向があるように感じます。
「日本になぜGoogleが生まれないのか」
みたいな発言をときおり目にしますが、このクレーマー大国日本では企業が無償サービス提供に二の足を踏むのも無理はないのでは、と勝手に想像しています。
そんな悪習は捨てて自衛しましょう!
ということで本題に続きます。
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検索結果汚染対策
uBlacklistでファイナルアンサー。
Personal Blocklist の代替になりそうな Chrome 拡張機能を作ってみた
https://qiita.com/iorate/items/9ff65360fbdf4082476a
誰かが作ったリストを購読したいと思う人もいるかもしれませんが、見たくないサイトなんて一人ひとり違います。
自分でリストをメンテしようとも思わない人は、自分のインターネット生活を自身で改善する気がないとみなされても仕方ありません。
拡張機能以外の対策としては、検索結果を過信しないことです。
古くから言われていることですが、上位に表示されているからと言って安全なサイトとは限りません。
昨年頃に宿泊サイトの詐欺問題が報道されましたが、自分には見たこともないサイト名でした。
国内で知名度の高い旅行サイトを使っていれば被害は起きなかったと予想されます。
だまされた人は、きっと検索や広告に出てきたというだけでそのサイトを利用したのでしょう。
何でもググることが当たり前になった今だからこそ、リンクを踏む前に一度立ち止まって確認する習慣をつけたいです。
広告対策
…ぼくは某動画投稿サイトをほとんど利用していないので広告が多いかどうかもわかりません(爆
つべに限らず悪質なサイトには近づかないのが一番。<言うてもうてるやん
「悪質」とはサイトの内容だけを示すのではありません。
広告の表示方法や運営も含めて考えると、有名サイトでも以下のような問題があります。
- 勝手に動画広告を再生する
- 前面にせり上がる、スクロールに追従するなど誤タップを誘発する広告
- 広告ウイルスの被害を出したのに責任も対策も取らなかった
どれだけ魅力的なコンテンツがあろうとも、それを餌に利用者を食い物にしようという意図が存在する限りそれは危険なサイトです。
緊急事態宣言のとき、
「体調が悪いときは勇気を持って仕事を休むことも大切」
という呼びかけが行われましたが、それにならって言うならば人気サイトを見ない勇気。
おわりに
ウェブサイトは広告込みで評価されるべき、という自分の考え方はAnother HTML-lintで学んだものです。
以下のQAを初めて読んでから20年近くたった今も深く心に刻み込まれています。
Another HTML-lint 5>よくある質問と答
http://www.htmllint.net/html-lint/faq.html
Q 私の利用しているプロバイダでは、ページの頭などに広告が挿入されてしまい、それが減点を招きます。その部分をチェックから外せませんか。
A (省略)しかし、広告を除いてチェックして高得点を得ても、あなたが広告付きプロバイダを利用する限り意味がありません。あなたのサイトを訪れる人は広告付きのHTMLを表示しようとするからです。広告部分に致命的な欠陥があるのなら、あなたのサイトは閲覧できない可能性が高いことに変わりはありません。あなたのサイトの評価は広告込みで行なわれるべきです。そこに広告が表示されるのは、そのプロバイダを選んだあなたの責任であり、広告はあなたのHTMLの一部です。 プロバイダ提供のCGI等でも同様です。
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