エサでつって──

2023/07/13

何様

麻婆丼うめぇ。ごきげんよう。

ラジオの出演者が突然ツイッターのかわいい動物botを薦めだして 今 す ぐ や め ろ と思った思い出。
とんだ放送事故もあったものです。

むしろこういうアカウントに気をつけようと注意喚起しなければならない立場なのに。
デマ拡散と同じく犯罪の片棒を担ぐ可能性すらあるのに、知らなかったでは済まされないと思うのですが。
番組として原稿や発言のチェックはどうなっているんでしょうか。
ラジオは他の媒体よりも規制とか緩そうなのが心配。

というか、おそらくチェックする側が知識がないんでしょう。
SNSに業者や危険なアカウントが紛れ込んでいるなんてそろそろ認知されてもいいでしょうに。
学校で情報の授業が始まった当初、教員のほうが知識がなかったという話に通じるものがあります。

いや仮に知らなかったとしてもよ?
そんなアカウントが存在する理由をなぜ考えようとしないのか。


個人が厚意で情報発信していたのは、せいぜいインターネット黎明期までではないでしょうか。
今で言う承認欲求はあったかもしれませんが、反対にそれ以外の見返りは求めませんでした。
「無償の愛」だからこそさまざまな才能が生まれ、交流の輪が広がったのだと思います。

誰もがインターネットやSNSで情報発信できるようになった今、そこにあるのは悲しいかな打算だけです。
やれ広告だ収益化だフォロワー数マウントだ、と。
ツールが悪なのではなく、人間の本性をツールが暴いたにすぎません。

そんな時代にbotアカウントが存在する理由ですよ。
自動投稿で動物の動画像をアップしてフォロワーを集めて、何がしたいのか。
少なくとも善意でないことはわかるはずです。
素材が無断転載という時点で愛がありません。
飼育員や写真家が自分で撮ったものを上げるのとは違って、生き物の魅力を知ってほしいという思いはありません。

インターネット上のすべての活動は営利目的、と言い切っていいくらいの警戒感を持つべきです。
つねに何者かが自分をカモにしようと狙っているかもしれない、しかも一見わからないように手口を巧妙化させて。
そのような自衛の意識も持たずにSNSを利用することが今日びどれだけ危険か。
繰り返しますが、デマ拡散や危険なアカウントの宣伝は犯罪に加担しているのと同じことです。

企業の公式アカウントは、直接商売っ気を出さずに受けを狙った投稿でイメージアップを図るケースがたびたび見られます。
それと入れ替わるように個人で怪しいことを始めるアカウントが増えてきました。
現金プレゼントとか現金プレゼントとか。
なんだか逆転現象が起きてるなと。

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