ましろの宝箱

2006/01/30

むかしのひび

たそがれオンディー…。♪あぶない、ろりーいたー。…。
あのね、おんおん気づいちゃったの。

そういえばブラインドの開閉方法がわからないんですが

…いえ、なんともしょぼいんですがこれが本当の話。あのですね、パネルの角度を変えるのはできるんですよ。はじっこのほうにたれているガラスの棒みたいなのを回せばいいんですよね。ガラスじゃないものもあるけど。できないのは、ブラインド全体を上げ下げすることです。いえまあ、横のほうのひもを引っぱればいいんだろうなってところまでは予想がつくんですけれども、いざ実際にやってみるとうまくいかない。だから正しくは、ブラインドのあのひもの引っぱりかたがわからないってことですね。
とりあえず下に引っぱってみても、ブラインドの片はじが上がったあとすぐにズルズルズルって落ちて元に戻ってしまいます。勢いをつけて引っぱると、たまに持ち上がってくれることがあるんですが、中途半端な高さにしかいかないし左右の高さがちがうし、しかもこんどは戻しかたがわかりません。そこでこう小刻みに上に引いたり下に引いたりいろいろやってみるんですがびくとも動かず、こうなったらいっそひもがぶち切れるくらいのハイパワーで最高点まで引き上げてやろうかと思ってガッて引っぱると、なぜかブラインドが力つきたように落ちていくっていう。はいもとどおり。どうなってるんだこれは、と途方にくれつつなんの気はなしに見上げると、ひもの上のほうになんか玉がついてるじゃないですか。上と下でひもが枝分かれ(?)している分岐点になっているあれですね。ひょっとして、あれにしかけがあるんじゃね?と思って。そこで、椅子を持ってきて(!)上に乗って、玉の上側の穴から3本出ているひもを1本ずつ引いてみたり、上側のひもと下側のひもを同時に引いたり、玉をゆるめればひもが動くんじゃないかと思ってくるくる回してみたり、しかも回しすぎて分解してしまってパニック状態になって椅子から落ちそうになったりしました。そんな調子でしばらく試行錯誤していてもらちがあかなかったので、とりあえず玉をいじってなんとかする線はあきらめて、というか本当は高いところに乗っての作業は危険だと気がついたので中止しただけなんですがそれはさておき、椅子を戻してきて(!!)ふたたびブラインドの前に立ちます。おもむろにおりゃって強く引くと、なんとあっさり上がりました。ただし片側だけ。またそこからこう着状態です。いくら引っぱってもうんともすんとも言わない。もうそろそろ妥協したくなってきたというか、これでオッケーにしません?とだれもいないのに聞いてみたり。この斜めに上がっているのが21世紀のブラインドの開けかたなんですよきっと。私がちょっと時代を先取りしすぎただけなんですよきっと。…はいうそですごめんなさい、何周回ってもondの出番はないです。なかばふてくされてひもをクイクイ引いていると、なにかの拍子にブラインドが落ちてきました。ようやく仕切り直し、と言いたいところですがそろそろあきらめます。帰りますね、と背中を向けて油断させといてUターンして引っぱったー! しかし上がらず。だめです、フェイント攻撃すら通じません。どうしてくれよう。ベタですがとりあえず石原裕次郎さんのものまねでもしてみましょうか。ブラインドに指でちょっとすき間を空けて窓の向こうを見つめます。差しこんでくる夕日に目を細めて渋い顔。そして、いまだ解決しない難事件に業を煮やします(注:ブラインドを開けるだけ)。絶対におまえの思いどおりにはさせない、とリベンジをちかい、その場を後にします。と見せかけてまた去り際に引っぱったー! ぜんぶ上がったけどまたすぐ落ちたー。<さっきからなんだこのぐだぐだトークは!!
え、えーと。とりあえずあれですね、ondをブラインドのある部屋に放置しておくと、このように1時間くらい遊んでいるおそれがありますのでお気をつけください。(なんの注意事項だっていうか、それこそあんたいくつだ)

ソーシャル/購読

X Threads note
RSS Feedly Inoreader

このブログを検索

ブログ アーカイブ