ズボンのすそからモモチラ(ももひきチラリ)してしまいました。…ondです。
あの某IT企業の社長さんが世間をお騒がせCHU!な今日このごろですがみなさまいかがおすごしですか。(ある意味時候の挨拶) 昨年は、あの人がよく口にしていた「想定外」ということばが話題になりました。郵政想定外ブラとかも出ました。(なんだその知識の引き出しは) ちなみに郵政想定外ブラ、おなかの部分(?)とアンダーもセットでして、4つのパーツに分けられるようになっています。なぜ4つかというと、郵政公社が民営化するときに郵政3事業+窓口業務の4社に分社化されることを意味しているらしいです。でもブラを左右に分解したところで使いみちなんてあるんでしょうかね。<なんでおまえがブラの使いみちとか気にする必要があるんだよ!っていうかなんつう方向に話を掘り下げてるんだコラーッ!
…すみません話を戻します。(いまさらか) 想定外という意味のことば、最近はあの人だけでなくいろんなところで使われているのを耳にします。こんな事故が起きるとは想定していなかったとか、予想外に取引件数が急増したためパンクしたとか、とても考えられない単純ミスだったとか。なんというか、どれも言いわけがましいというか、不祥事によって被害にあったり損失をこうむった人たちの気持ちがそんなことばで晴れるわけがありません。
想定外のことをいかに想定するか、どれだけ想定外でなくするかに知恵をしぼるのがプロだと思うんです。たとえば、プログラミング言語の関数ひとつ作るにしたって、引数の値がおかしかったり、指定されたパスにファイルが存在しなかったりすれば、すぐ正常な動作がつづけられなくなります。UIの画面操作などが入ってくるともっと複雑になります。そのたびにプログラムが異常を起こしていたのでは使いものになりません。ですので、入力が不適切なら不適切ななりにきちっとエラー処理をして復帰する、といった対応を、あらゆる危険性を予測して作りこまないといけません。いったん製品として外に出せば、それはもうどこでどのように使われるかわかったものではありませんから。厳しい考えかもしれませんが、ある問題を引き起こすような事態を想定できなかったとしたら、それだけで仕事に落ち度があったと言わざるをえないでしょう。
ことばの流行として想定外というのが広まるのはべつにいいんですが、おえらいがたには責任逃れの口実として使ってほしくありません。ホリエモンのひみつ道具じゃないんだからさ。(名前書いちゃったよー)
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