おいおい、もう春の話かよ。……べつにひがんでなんか。…ondです。
忘れものをしないために。子どものときから忘れものがひどくてですね。小学校では授業の忘れものなんか日常茶飯事ですた。となりの席の子に教科書見せてもらったり鉛筆借りたり、あとリコーダーや体操着や給食袋なんかもしょっちゅう。さらに、出かけるときなんかもう目もあてられません。遠足に行けば水筒忘れてくるし、部活の遠征に向かう電車でシューズ置いてくるし、友人からプレゼントでもらったマフラーも町中でなくすし、バスケットの試合を見に行くのをずっと楽しみにしていたのに当日になってチケットどっかにやるし。なんというかあれですね、とりあえずondに荷物持ちをやらせるのは非常に危険ですね。
とくに手荷物や、身につけるものをなくすことが多いみたいです。その系統でいくと、腕時計もよくどこかに忘れていました。…なんですかその目は。肌身離さず装着しているものを忘れるなんておかしいっておっしゃりたいんですか。だから私が異常なんですってば。<さらっとなに究極的なこと書いてんだ 以前書いたとおり腕時計は苦手なんですが、それでも背伸びしたい年ごろというのはありまして、無理してつけていたことがありました。けれども、そのうち手首がむずむずしてきて辛抱たまらんくなって、ついついはずしてしまうんです。そしてそれをそこいらに置いて…っていう。
いままでの人生で、忘れものによってどれだけ損をしてきたかかぞえきれません。実はまだまだあります。昔の同級生や知り合いと疎遠になって交友関係を忘れていく一辺倒だし、旅行に出かけてあらたな自分に出会うたびに古い自分をその場所に置いてくるし、学生のうちにもっといろんなことやっておきたかったっていう宿題を忘れたままだし、大人になるにつれて子ども時代の純粋な気持ちを忘れてしまうし、あのころ描いていた夢も時間に追われて簡単になくしてしまうし。(ちょっと待て!なんか雲行きがあやしくなってきた!) ほれた(二次元の)女もしょっちゅう変わるからいちいち覚えてられないしー。<帰りやがれ
その点、今はだいぶしっかりしてきた……って言えるもんなら言ってみたいよちくしょう。(なんなんだ) 回数は減ったものの根本的にはあまりなおっていません。ですので、忘れものをしないように自分なりに心がけていることを紹介します。まず、荷物の準備は前の晩にすませておくこと。<小学生かよ くだらないようですが基本が大切です。持ちものを書いたメモを作っておくのもいいでしょう。ただ、ondの場合はその紙すら紛失することがあるので効果はいまひとつですが。
つぎに、荷物の数をなるべく少なく。あまり必要のないもの、なくしたら非常に困るものは持ち出さないようにします。そして、できるだけかばんひとつに収めます。手荷物の数が増えれば増えるほど、忘れる可能性が高くなりますので。これは出先でも共通して言えることです。身につけているものをはずしたら、すぐにかばんや服のポケットにしまうこと。上着やコートも大きな袋に入れたり、ないときは最終手段として、そでをかばんの取っ手などに結びつけておくとか。そうすれば離ればなれになりません。傘も別々に持つのではなく、柄をかばんなどに引っかけて持ち歩きます。また、あちこちのお店で買いものして荷物が増えたときも、ひとつの袋にまとめて入れるようにします。
そしてもうひとつ、荷物の数だけを意識して覚えます。「2つ!2つ!」って心の中で連呼するくらいの勢いで、しっかりと記憶します。自分が何を持ち歩いているのか、その名前や見た目を逐一覚えておくのはめんどうだし覚えきれないこともありますが、数字だけだったらなんとか記憶できるんじゃないかと思いますので。出先で荷物の数が増えたり減ったりしたら、それをカウントします。たとえば、上着を脱いで手に持ったらプラス1、持参したおみやげを人に渡したらマイナス1、というように。で、場所を移動するときなどに、現在持っている荷物の数が、もとの荷物の数と合っていることを確認します。数が足りなければなにかを忘れているということですので、記憶をたどって忘れものはないかたしかめます。いわゆるチェックサム方式ですね。(そうか?) 私はこの方法で、手荷物や傘の置き忘れがだいぶ少なくなりました。お母さんもぜひお子さんにすすめてあげてください。<またそれか
まあ、出かけるときの対策はこんなものなんですが、それよりも問題なのは自宅の中で物を紛失することだったりして。腐海の森だなあ。
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