第3クールは空けておくね

2004/05/16

むかしのひび

きょうはギャグはなしです。(象印)
ホームで電車を待っていると、お母さんと小学生くらいの女の子の親子連れがやってきました。そろってお出かけでしょうか、楽しそうに話をしています。それから女の子ははしゃぎ回ったり、かかとにローラーのついた靴ですべったり、お母さんの体にしがみついて甘えたりしていました。なんというか、ほほえましいにもほどがあるっていうか、子どもたちがずっと笑顔でいられる平和な世の中であってほしいなというか、…正直モエモエだよね。<ギャグはないんじゃなかったのか? お母さんと娘さんが仲むつまじいっていうシチュエーションはたまりませんですよ。(シチュエーションとか言うな) そのうち電車が来て、私たちは同じ車両に乗りこみました。車内でも親子はルンルンモードです。よっぽどきょうの外出が楽しみなんでしょう。ええ話や。そしてその一部始終をずっと横目で見ている危険人物が約一名(笑)←笑いごとじゃねえよ ってなことはさておき、宴もたけなわですが名残惜しくもお別れの時間がやってきてしまいました。私のほうが先に目的の駅に着いたようで、電車を降りようと席を立ったんですが、そのときなにかが変だって感じたんです。もう一度だけちらっと女の子のほうを見ると、その子、右腕がありませんでした。もうびっくりしちゃって。なにがいちばん驚いたかって、さっきまでずっとストーカーばりにじろじろ見ていた自分がそれにまったく気づかなかったことです。そういうことをみじんも感じさせないくらい、本当に明るい親子でした。それと、身体に障害を抱えている子どもの親御さんって、わりとそれを表に出したがらない傾向があるじゃないですか。たとえば長袖着せて隠すとか、人目につく場所に出ないとか。そんなんもなかったですし。なるほど、なにも特別に考えることはないんですよね。前向きにそういうことに向きあっている姿勢は、とてもいいなって思いました。
それにしても、こういう話題は書いていいものかためらってしまう部分がありますけれど。あまり露骨に避けたり、目を合わせないようにしようとか見なかったことにしようなんて考えるのはかえって差別的だと思ったので。それになんていうか、私も人から変な目で見られることが多いですからね。立場としては似たようなもんです。ただ、ひとつだけ言いたいのは、くり返しになりますがそういうのはけっして特別なことではないんです。程度の差はあれ、先天的な問題なんてみんなが持っているわけで。たとえば肩幅のない人とか二重まぶたのない人とかファッションセンスのない人とか甲斐性のない人とかー。(ギャグ解禁)

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