黒糖メキスト

2005/06/30

むかしのひび

さあ、お上がなんやら小うるさいこと言ってきましたよ? インターネットの違法サイトや有害サイトに対して対策をうっていこうっていうのが、政府から発表されまして。私としても、ホームページを作って情報を発信している立場としては無関心ではいられない話題です。そもそも無法地帯すぎますよね。なんのチェックも審査もなしに自由にしかも簡単に情報をアップロードできてしまうわけですから。インターネット以外のメディアだったらまず考えられないことです。だからと言って、監視を強めたり罰則を規定したりってことになるとめんどうです。あれもだめこれもだめって、やることが制限されて、きゅうくつな世の中になってしまいます。そういった法規制の議論が本格的に始まる前に、私たち一人ひとりが良識あるインターネットの使いかたを自主的にやっていかないといけません。マナーがないからルールが作られるわけで。
こういった対策の背景として、多発する少年犯罪というのがまず挙げられていると思います。しかしどうでしょう。これはよく指摘されていることですが、少年による凶悪犯罪の件数は年々減っています。社会が個々の案件に過敏になっていると言えるでしょうし、インターネットはあくまで媒体というか情報を得るための手段であって、それそのものが諸悪の根元と決めつけるのは早計です。もちろん、より安全に使えるインターネットになってほしいと願ってはいますが、だからって、ことあるごとにインターネットがやり玉にあげられるのは堪えられません。健全に利用して暮らしを有意義にしている人がほとんどなのに。まあ、マスコミにとっちゃインタネは商売敵ですから、叩きたくなる気持ちもわかりますけどねクックックッ…。<黒いよ!

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