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バックアップを取ったら復元できるか確認するくせをつけましょう!<何
システム関係では耳の痛い話です。
データやファイルを自動バックアップしているから安心と思っていたのに、いざリストアしようとしたらできなかった、なんてことが往々にしてあります。
データ形式が違う、空き容量が足りない、プログラムが動かない、などなど。
自分は過去にOracleのバックアップを取ってるつもりが単なるファイルコピーだった、というやらかしをしました。
このようなことが起きる要因として、バックアップに対する軽視が挙げられます。
システムを作るだけ作ってバックアップのことは考えていない、後から適当につけ足した、といった場合に問題が起きがちな気がします。
そうではなく、システムを設計する段階からバックアップ/リストアを考慮し、機能として組み込むことが重要です。
どれくらいの間隔で復元ポイントを設け、どこまで戻せるようにするか。
それもシステム要件の一部だという意識を持つ必要があります。
とくにデータベースなどは、運用が始まってからではリストアを試すのが難しくなります。
機能として掲げておけば、実装時に検証やテストも十分行えます。
もちろん、運用前に規模感が予測できないなどの課題もあるでしょう。
ですがバックアップ自体は必要なものですので、基本は押さえつつ柔軟にスケーリングできるようにしておくのがよいのではないでしょうか。
…さてここからが本題です。(えっ
システム以外、とりわけ個人ではどうだろうと思って。
例として、撮影した写真をどこに保存するか。
JPEGフォーマットが今後開けなくなる心配はないとして、保存場所から正しく読み出せますか。
たとえば以下の場所では、データが永久に失われるおそれがあります。
- パソコンの内蔵ディスクやスマートフォンの本体
- 故障や買い替えのときに失われます。
- microSDカード
- 寿命は2~3年と言われ、データが破損して読み出せなくなります。
- USBメモリー
- こちらも寿命があります。書き込み回数に応じて性能が劣化します。
- CD-R、DVD-R
- こちらも(以下同文) 10年とも30年とも言われています。
じゃあどないせいっちゅーねん、と思われるかもしれません。
実際みんな悩んでいます。
紙の写真だったら色あせるくらいで済んだのに、デジタルは完全に開けなくなる。
長期保存には実はアナログのほうが向いていたという真理にようやく気づくわけです(ぉ
それはそれとして実際問題どうするか。
自宅でNAS運用…なんて人はごく一部ですから、一般向けの選択肢としてはクラウドになるでしょうか。
ハードディスク交換とか全部向こうでやってくれますし。
ただし、クラウド利用にもリスクがあることを知っておく必要があります。
- 障害等でデータが失われる可能性がゼロではない
- サービス提供者がいつでもサービスを終了したり、サービス内容を変更したりすることができる
- インターネット環境がないときやメンテナンス中はアクセスできない
それよりも無料枠の容量不足のほうが切実かもしれませんがー。
復元というよりも保存の永続性のほうが議論になる、という一例でした。
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