靴箱の中に鳥の羽根入ってた。ごきげんよう。
はい、というわけでワールドカップが終わりました。
ondは日本代表にごめんなさいしないといけないよね?<何
だってだってー、こんなに健闘するなんて思わなかったんだもん。
アジア最終予選はギリ通過、組分けは死のグループとなれば期待値が下がっても仕方ないというか。
発表されたメンバーも若手が多くて、これはもう4年後を見据えた強化と割り切ったのかなと思ってしまいました。
少なくともドイツとは互角に渡り合えることは予測できないといけませんでした。
日本代表がほとんど海外組になり、主要なリーグで結果を出すなど頼もしい限りですが。
中でもブンデスリーガに所属する選手が数多くいます。
ドイツを知りつくしているメンバーなのですから、あの結果はまぐれではないでしょう。
しかし、その後のグループリーグの展開を予想できた人はいたでしょうか。
優勝経験のある2チームに勝利したとなれば完全に実力です。
次回大会くらいには準備が整ってるかなと思っていたのが、現時点でこんなに強くなっていたなんて。
成長スピードを見くびっていました。
昔の日本代表はメンタルも課題でした。
国を背負って戦う強い意志を持った他国のチームに気持ちで負けてしまう。
それも経験を重ね、厳しい環境に身を置く選手が増えたことで克服されてきたようです。
さらに、強豪相手にリードを許しても逆転を信じて戦い続けられるたくましさまで身につけたのです。
それを可能にしたのは、森保監督の戦術や采配によるところも大きいですが。
思えば、今まで代表にいなかったタイプの監督だなと思って。
これまでの代表監督って、フォーメーションや選手起用など戦術面しかフォーカスされてこなかったように思います。
それが今回は選手とのコミュニケーションや本人の哲学、はては人柄など、より深い掘り下げが各メディアで見られました。
JFAの戦略が大きく関係していると考えます。
ワールドカップ出場常連国から、決勝トーナメントで勝ち上がるという次のステージに上がるには何が必要か。
即効性のある監督を連れてくるだけではだめだと気づいたのでしょう。
時間がかかったり調子を落とす時期があっても、選手とスタッフが一体となって芯の通ったチームを作り上げることが重要だったのです。
オリンピックで目標としていたメダルに届かず、国民が落胆したときも。
アジア最終予選でピンチに陥り解任論が巻き起こったときも。
協会は頑として動きませんでした。
ぶれませんでした。
最後までこの監督で行くという強い姿勢が、徐々に報道やファンの見方をも変えていったのだと思います。
どうチームを作り上げるか、を考えてやり通してきた結果なのかなと。
オリンピック代表を率いたときも、A代表と同じ戦い方を浸透させ、この中から何人カタールに連れていけるかと考えていたことでしょう。
そう考えると無駄なことは一つもありませんでした。
成功をつかむためには何が重要か、日本国民に身をもって示してくれた気がしてなりません。
それはさておき。
森保さんは2010年から2011年にアルビレックスでコーチを務めていました。
その翌年にサンフレッチェで監督としてのキャリアをスタートさせ、いきなり黄金期を築き上げました。
あのまま新潟に留まって監督してくれてたら、と夢見ないこともありませんがー。
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