口から出まかせ選手権

2004/04/29

むかしのひび

まあ、もろもろは省略させていただくとして。こうなることは予想された事態だったondです。(どこまでが?) さて、いきなり総括といきたいところなんですが、今月のひびはやけにそっち系のネタが多かったなと思って。<安心しろいつもと変わんねえよ やっぱりこれが私の地なんだろうか、としみじみ思ってしまったわけですがそこんとこどうですか。愚問ですか。そうですか。たしかに地だったら、そんなの隠してもむだですからね。<そもそも隠そうともしてないよね?
私も、自分がオタクであることにコンプレックスを感じていた時期があります。(…も?) はじめてそれっぽいコミックスとかアニメ雑誌を買いに行ったときのあの恥ずかしさといったらなかったです。なんだか自分がものすんごくいけないことをしているんじゃないかって気がして。買いたいブツのありかはすでにロックオンしてあるんですが、なかなかそれに手が伸ばせなくって売り場の前を何度も行ったり来たりしちゃうとか、あとレジの店員さんと目が合わせられないとか。買って帰っても家族に見つからないように机の引き出しのいちばん奥に押しこめたり。きっと、あのころの気まずさや後ろめたさをずっと引きずっているんでしょうね。初心忘れるべからずってやつですね。(ちょっとちがう)
それで、そういうやましい気持ちや隠しごとを心の中にもっていると、どうしてもそれを自分の汚点に挙げがちになります。具体的に言うと、自分はオタクだから変質だとか、まわりに避けられると思ってしまうわけです。ですが、本当にそうでしょうか。まず、趣味をもつこと自体にはなんの罪もないはずです。すきなマンガやアニメ、ゲームがあって、それを深く知ろうとしたり追い求めているだけです。夢中になれることがあるならすばらしいじゃないですか。もし趣味の領域にうるさく口を出す人がいるのなら、それはその人が狭量なだけです。つまり、要は自分自身。もともとの性格や行動、態度が他人にどう見えているかです。私も自分をわきまえていなかったころはそのへんに気づいていなくて、オタクはダメ人間だっていうレッテルをみずから貼ることで、私自身の数多くのいたらなさや未熟さに目をつぶってきました。とくに他人とのやりとりが苦手な私は、そういう趣味があるから内向的なんだっていう言いわけをでっちあげようとしていました。自分がすきでしていることを、自分への非難の受け皿にしてしまうなんて最低ですよね。オタクの神様を冒とくする行為ですよね。(オタクの神様って何)
もちろん今は、こうして趣味を貫いていることを誇りに思います。オタッキーな知識の引き出しをいっぱい増やすことができましたし、どんな恥ずかしいグッズもためらいなく買えるようになりましたし(それは誇れるのか?)、お気に入りのマンガを読んだりCDを聴いている時間はお手軽なぜいたくです。そういう時間のすごしかたというか楽しみかたを確立することができました。いたって無問題です。だって、どうせなら明るく楽しく堂々とのめりこみたいじゃないですか。他人の視線や負い目を感じならがやる趣味なんて息がつまります。おもんないに決まってます。他人に理解されようなんて思っちゃいけません。自分の夢を追いつづけるってそういうことなんです。<なにいい加減なこと言ってんの というわけでありがとうオタク人生。グラシアス。

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