イベントドンブリ

2004/04/28

むかしのひび

「お客さん、どちらまで?」
「Bまで…Bまでなら」

はいどうもオンにちわ。(上のは何) 字幕スーパーに気をつけろー、の巻。ニュース番組などのVTRでは、外国語でだれかがしゃべっているときにその翻訳が字幕で表示されています。あれを注意して見てみると、しゃべっている内容のとおりに書かれていないことがよくあります。ええそうなんですよ聞いてください。<べつにだれも食いついてきてないよ? テレビ画面に表示するための文字数の制約などで手を加えている場合もあるでしょうが、それ以外にも、これはちょっとはしょっているなとか、わざと直訳をしていないなっていうふうに見受けられることも間々あります。
考えられる理由のひとつは、不適切な表現を避けるため。たとえば、某国の大統領や政府高官たちはえげつない発言が多いことで知られてまして、いわばエゲツナーといったところなんですが(ザケンナーの仲間のようなもの?)、英語でしゃべっているのを聞いてみるとときどきウヒャーな単語とか出てくるんです。聞いているこっちが思わず頬を赤らめてしまうくらいに。<どんな あと、批判や中傷もけっこう直接的ですよね。そういったものはあまり字幕ではでかでかと書きたくないでしょうから、おとなしい表現にあらためてぼかしたり、いっそ訳をはぶいたりしているんじゃないかと思います。真実をありのまま伝えるのがニュースのあるべき姿なんでしょうが、いかんせんテレビとなるといろいろな配慮が必要になってくるってところでしょうか。というわけで、英語の聞き取りに自信がある人はいっぺん比較してみるとおもしろいかと思います。…自信がない私だってやっちゃってるわけだし。

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