ポマードで揚げた

2005/01/12

むかしのひび

今夜はひさびさにテクニカルレポートをお届けします。今回は、コンピュータで使用される記号の読みかたについてです。パソコンや携帯電話などでインターネットの利用が普及して、広告などでもホームページのURLやメールアドレスをひんぱんに見かけるようになりました。そういった連絡先を多くの人におぼえてもらうにはどうしたらいいか。電話番号は数字だけですし、語呂あわせにすれば簡単におぼえてもらえますが、アドレスはそうもいきません。アルファベットやら記号やらがふんだんに使われているからです。<そんな厳選素材じゃないんだし インターネットの知識のある人ならば、メールアドレスは「ユーザー名@ドメイン名」、ホームページURLは「プロトコル://ドメイン名/ファイルパス」という構成になっていることを知っているので分解しておぼえられるかもしれませんが、そうでない人にはただの長ったらしい記号の羅列としかうつりません。これを宣伝しようと思ったらさあ大変です。考えられるひとつの対策としては、とにかく短くする。とくにケターイサイトでは、わずか数文字のアドレスがこぞって使われているみたいです。
って、なかなか本題にたどり着きませんけれども…。テレビやラジオでURLなりアドレスを読み上げて紹介することがありますが、それを聞いていてひとつあれって思うことがあります。ピリオド(.)をみんなドットって読んでますよね。ドットコムなんて単語はすでにインターネットの代名詞として使われつつありますし。でもねえ、あれは私はいくないと思うのよ。英語でもドットと言わないこともないんでしょうが、やっぱり計算機にたずさわるondとしては正しい読みかたを使ってほしいのですよ。せめてマスコミの人は。ピリオドだと長いなら日本語で「てん」でもいいでしょうし。ほかにも、読みかたが知られていなかったりまちがっておぼえられている記号があるので、この機会にそのあたりをおさらいしておきたいと思います。まずは知られていない読みかたから。*はアスタリスク、^はハット、~はチルダです。チルダは半角文字だと上のほうにへにょんってなってるやつで、ときどきURLで使用されるのでおぼえておいてくださいテストに出ます。ただ、厳密にはURLでチルダを使うのは不適切とされていて、かわりに%7Eのように書いたほうがいいんですけれども、長くなりそうなのでその話はさておいて。つづいて、誤解されている読みかた編(編?)。&はアンドと読まれますが、記号の名前としてはアンパサンドです。また、’はクォーテーションマークではなくアポストロフィです。クォーテーションは”のほうを指します。ダッシュやシングルクォートなんてもってのほかです。(何様) それから、_はアンダーバーではなくアンダースコア。……略してアンスコ!(なんかいきなりスイッチ入ったよ?) あのフリフリが異様にそそるよね。<しらねえよ でも個人的には女子も短パンのほうがいいんですが。<おまえの趣味なんか知るか! もしくはスコートの下にブルマ。<それはマニアックすぎるだろ!!
以上、スタパコラムをお送りしました。

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