おめでた。(新年の挨拶) コエンザイムondです。(Q10かよ) もしくはQ10プロジェクト。<懐<何 一年の計は元旦にありと言いますが、本日はもう4日ですね。…もう手遅れのようです。
それはそうと、留守にしているあいだに某NTTから郵便物が届いていました。郵政民営化の模範生的な先輩株として最近つぶさに注目が集まっている(そうか?)NTT、もといミカカからです。<なんでわざわざそんなマイナーで中途半端に古い呼びかたで言いなおしてんの 郵便物といってもそんな大げさなものではなくて、ようするに毎月送られてくる請求書のことです。あれには請求書のほかに、毎度NTTからのお知らせみたいなチラシが同封されています。いつもはそんなに目を通すこともないんですが、今回は気になる記事が目にとまりました。いわゆる電話加入権の値下げに関するものです。ここ最近ニュースで話題になっていたのはこのことだったのか、と思ってチラシを読んでみたんですが、みたんですがね? これっぽっちもわかりゃしねえの。値下げそのものはいいとして、そもそも電話加入権とはどのようなものなのか、そしてこれからどこへ向かおうとしているのか、といったところが見えてきません。これで大丈夫なのかと。
NTTが加入電話業界の安値競争に対抗するために契約者の負担を減らしたい、だから電話加入権の名目で徴収していた初期設備費を廃止しよう、といういきさつはわかります。しかし、現に電話加入権は市場でふつうに売買されている、つまり資産的価値をもっています。そこに問題があるわけで。私も大学生のときに電話加入権を購入しましたが、下宿する学生にとってけして容易な出費ではありません。それでも、電話回線を引くためには加入権を手に入れなければならないというイメージが世間で定着していたから、しかたなくそうしました。引っ越しなどで電話を使わなくなったらまた加入権を売ればいい、と業者の人から言われもしました。それなのに今回NTTは、社会のそうした現状を無視するように、電話加入権はデポジットではないとバッサリ斬ってきたわけです。イコカもびっくりです。私は海のように広い心で許してあげるとして(具体的には瀬戸内海くらい)、これから国民の理解を得ようとするのは相当難しいことではないでしょうか。
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