ユラグソラ

2004/12/05

むかしのひび

きのうときょうはものすごい天候でした。私が住んでいるところでは猛烈な風が吹き荒れて、晴れたりくもったり雨が降ったりと、せかせか空模様が変わってせわしないったらありませんでした。きのうは家から出られませんでしたし(引きこもってただけですが)、きょうは午後から天気がよくなるという予報でしたが、どうやら傘を持って出て正解だったみたいです。
そんなさなか、南の空におおきな虹が出ました。こんなに間近に見たのはひさしぶりの気がします。みごとなまでのスペクトル分解で(理系チック発言)、本当にきれいかったので一瞬目を奪われました。子どものころはだれもが虹を見て感動をおぼえたものですが、成長するにつれてそうした純粋な心を忘れていってしまいます。上空の虹よりも、道行く女の子のスカートが強風でめくれるのに目がくぎづけになったり、あるいは虹よりも二次元に目を輝かせるようなダメダメな大人に育ってしまいます。…どちらがよりダメダメかは人それぞれでしょうがそんなのは五十歩百歩として。
私は自然が見せてくれるものにはとても心ひかれます。虹もそうですし、身近なものでは雲の流れとか草花とか、大きいものでは暴風雨とか天体ショーとか。きわめて高度な知能をもった人間はさまざまな芸術を生み出せますが、その人間もけっきょくは自然の中に生きているわけで。という考えが、子どものときからずっと私の中にあります。自然科学への関心の強さがそう思わせているのでしょうけれど。私がどれだけ歳をとっても、どんなにスケベになっても、どんなにオタクになっても、自然を大切にしていきたい気持ちはきっと変わらないと思います。地球にはやさしいけど人にはやさしくないondです。←べつに無理してオトすことないのに ondはダメピュア。(全然わかんねえよ)

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