Cawaiiの基準(パクんな)

2024/02/27

ダメだこいつ

いちご買ってみた。ごきげんよう。

人気漫画や人気アニメのランキングとか見ると、自分が知っている作品はほとんどなかったり順位が下だったりします。
いや百合なんですけどね。(わかっとるわ)
ネット上では盛り上がっているように見えても、所詮マイナーというか定番ジャンルではないんだろうなと。

物心ついたときから二次元の女の子が大好きでした。<なんか語りだした
子ども向けアニメを見ても、少年ジャンプを読んでも、目が行くのは美少女キャラばかり。
クラスの異性と会話しただけでからかわれるような時代、二次元であっても女の子に興味があるなんて大っぴらに言えませんでした。
趣味は人に明かさず一人で楽しむもの──。こうしてオタクが誕生しました。

潮目が変わったのは、意外にも18歳以上になり美少女ゲームを手にしたときです。
女風呂でのイチャイチャシーンや、主人公を巡るヒロインたちの駆け引きにもなぜか心動かされる自分がいました。
…あれ、女の子同士もよくね? と。
最初はそっちもありかもくらいの認識だったのですが、やがてマリみてなどと出会い完全に目覚めることになります。

女の子の魅力を堪能したいだけなら男キャラは必須ではない、という真理に気づいたというか。
むしろかわいいものとかわいいものがくっついたら無敵じゃないですか。
もともと壁になりたいタイプのオタクだったので、百合作品にも抵抗なく入り込めた面もあります。
それはそれとして男女ものを見なくなったのは単にこじらせですがー。

マイナーだろうと己の趣味を貫けばよい、そう思っていたのですが。
そうもいかない事情が供給側にはあるようです。
いわく制作者の百合離れと。


そう書くと語弊がありますが、百合作品で人気を集めた漫画家の次回作が非百合だった、という例がいくつかあります。
本人の意向もあるでしょうし、出版社や編集者が百合だけやらせておくのはもったいないと考えた可能性もあります。
万人受けしないジャンルでこれだけ売れたのだから次は王道路線でもっと、とか。

アニメも、売り上げが存続や次の制作に大きく影響しますから、どうしても人気ジャンルに集中しがちになるのでしょう。
おかげで似たような世界観の長ったらしいタイトルばかりが幅を利かせるようになりました。
制作陣の方針はいかんともしがたいですが、それによって自分の好きな作品の供給が減るのは寂しいです。

それを食い止めるにはファンとして声を上げ盛り上げていくしかありません。
そこで前半の話に戻りますが、趣味を一人で楽しむ時代はもう終わったのだと。
インターネットなどを通じて自分の思いを発信したり、仲間を見つけて交流したり、中の人に直接声を届けたりができるようになりました。
…大昔もファンロードとかありましたけどそれはさておき。
「陰ながら応援しています」ではもはや作者を支えられないのです。

趣味を隠さなければいけなかった過去を引きずっていつまでも打ち明けられないままでいるのか、それとも。

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