いつとかは秘密ですが(バレバレ)福島県の安積疎水を見に
行ってきました。
名前だけは中学生のときから知っていました。と言っても
教科書には載っておらず家にあった参考書にだけ名前があり、
大人になったらいつか見てみたいと憧れるようになりました。
…それから幾星霜。<絶対忘れてただろコラーッ!
だって普通に遠いもん。なかなか行く機会もありませんで。
しかし、別の有名な疎水がある町にいながら日本三大疎水の
仲間である安積疎水を見たことないとかもぐりだろと思って。
(どんな義務感だそれ!ていうか疎水好きなのも初耳だ!)
安積歴史博物館
郡山駅からバスで15分。
県立安積高校の敷地内にあり、講堂では生徒たちとバッタリ。
アオハルかよ。(こじらせ乙)
2階のバルコニーに出ると心地よい風が吹いてきます。
展示は開拓史のことが一通りわかるほか、ここの旧制中学の
歴史や卒業生の医学者や作家についても紹介していました。
安積開拓巡り
続いて郡山市街の関連施設をひと巡りします。開成山大神宮。本殿に大きな鏡が奉られていました。
開成山公園。疎水が流れ込む?湖や水路のモニュメントなど。
噴水は出ていませんでしたが、蹴上にも引けを取らない眺望。
安積疎水土地改良区。昔使われたポンプが無造作に放置という。
麓山(はやま)の飛瀑。麓山公園全体が池が多くあり水が豊か。
小学校か何かの石垣にも小さな滝があり、水を身近に感じます。
上戸頭首工
磐越西線に乗り上戸駅から猪苗代湖方面へ徒歩15分ほど。かつての取水口で使われていたポンプ。これも雨ざらし状態。
そこからさらに西に歩くと…ありました!
穏やかな湖面からは想像できないほど、ざぶざぶと勢いよく水が
流れ込んでいます。これはいつまでも見ていられます。
はるか見渡す猪苗代湖と組み合わせた景色が美しい。
さらに磐梯山とのスリーショットが撮れればよかったんですが
アングル見つからず断念。
もっと遠目というか外側から見られる場所があったらなあ。
十六橋水門
再び磐越西線に乗り、猪苗代駅から路線バスで向かいます。マムシ注意の看板が立つうっそうとした道を進んでいくと…。
手前が現在使われている十六橋、その奥が水門です。
名前の通り16門のゲートからなり、番号が振られています。
このときは中央の3か所くらいから猪苗代湖側から川のほうに
水を流していました。湖の水位を保つ役割を担っています。
安積疎水の父ファン・ドールン像。
というわけで…、冒頭ではネタで書きましたがまさかガチで
疎水好きだったとは自分でも驚きましたが。
川の流れとか水が出入りするところとかひたすら眺めるのが
昔からなんとなく好きだったのは事実です。
地元新潟にある大河津分水も子供のころ見て圧倒されたのを
覚えています。
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