0ミクロンでささやいて

2006/12/26

むかしのひび

箱根のみなさーん、オリハルコンですよー。(何)
というわけで、今年もめでたくこの日を迎えることができました。これもひとえに私の実力です。<えっ 一年間オタ活動にいそしんできた私のたゆまぬ努力の結晶です!<あんた最悪だ
まあそれはさておき、今年は素晴らしい曲が実にたくさんリリースされました。もう大豊作と言っていいでしょう。むしろ、たくさんありすぎてとても10曲なんてえらべません。どれも甲乙つけがたい名曲ばかりなんですもん。
そんな状況でも、どうにかマイベストを選曲してみました。というわけでどうぞ。

2006年あまやどりOricon(オリハルコン)トップ10
1. Chercher ~シャルシェ~/KOTOKO
2. God knows…/涼宮ハルヒ(平野綾)
3. schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~/霜月はるか†Revo
4. 恋するココロ/eufonius
5. 童話迷宮/田村ゆかり
6. Red fraction/MELL
7. Beautiful day/榊原ゆい
8. がーるずvらいふ/片霧烈火
9. Silly-Go-Round/FictionJunction YUUKA
10. 秘密ドールズ/中原麻衣・清水愛

秘密ドールズ
ガチPV! ガチPV!(はいはい) TVA「ストロベリー・パニック!」ED。もうね、やってくれました。あんたら勇者だよ、と。…曲に対する評価じゃないような気がしますがそれはさておき。まあアニメもかなり刺激的でしたが。ストパニをはじめ、今年は百合作品でもアドバンストな路線というか、さらに一歩踏み出しちゃったものが増えたように思います。私にとってはウハウハなことこの上ありませんでしたが。全体的にそういう流れだったんでしょうか。つまり、2006年は百合ブームどころかガチブームだったと。

Silly-Go-Round
TVA「.hack//Roots」OP。タイトルはSillyとMerry-Go-Roundを組み合わせたもの、つまり、愚かにも同じことを繰り返している、といった意味です。ですが、けしてそれを責めているのではなく、ぐるぐる回っていればいつかはその勢いで飛び出していける、と前向きに歌っています。こうした明確に訴えるメッセージがある内容というのは、これまでのFictionJunctionにはあまり見られなかったのではないかと思います。重厚というよりもどちらかと言えば軽快なリズムと合わせて、新しいFJYの誕生を感じさせる曲でした。

がーるずvらいふ
アルバム「がーるずvらいふ」収録。思わず吹き出してしまうようなモエモエすぎる曲です。片霧さんと言えば、ひぐらしEDに代表されるような重いムードの曲、それから熱のこもった力強い曲を得意としているんですが、かわいい曲もお手のものだったりします。同人のころとか、そういうヴォーカルが多かったですもんね。そんな歌ばかりを集めたアルバムが出まして、それはもう電波ソング好きにはたまらない一大事でした。しかも、もっと一大事だったのが初回ドラマに収録されているぼーいず(えー

Beautiful day
TVA「乙女はお姉さまに恋してる」ED。デフォルメキャラたちが動き回るコミカルなエンディングによく合った曲です。そして、榊原ゆいさんがアニソン界に本格参入ですよ。そっち方面では揺るがぬ人気を獲得したあの人がついに、ということで喜びもひとしお。10月期は「はぴねす!」の主題歌も歌っています。…この2作品だけだと、まだPCゲームのジャンルから完全に抜け出したとは言えないかもしれませんが。ですが、これから間違いなく表舞台でもどんどん活躍していくでしょう。今後が楽しみです。

Red fraction
TVA「BLACK LAGOON」OP。かっこいい! 萌えバイアスをかけなければ、文句なしで今年一番の名曲です。英語の曲というのは、なかなか歌詞萌え(ぇ)ができないので個人的にはいまいちなんですが、それを差し引いてもノリにのれる激しさがあります。I'veファンとしても、古きよき時代のブラック路線への回帰がみられたりと大満足な出来です。2006年は、MELLさん、島みやさん、詩月さんとたてつづけにアニメ曲に進出してきて、その勢いはますますとどまるところを知りません。いっぽう、武道館DVDの騒動とか…。

童話迷宮
TVA「おとぎ銃士 赤ずきん」OP。ラブリーな歌声で元気づけてくれる、聴いていて明るい気持ちになる曲です。赤ずきんもめちゃんこかわいいし。ゆかりん旋風は相変わらず健在、といったところでしょうか。今年に入ってゆかりさんのラジオ番組とかも聴いたりしているんですが、デビュー以来あの声とキャラクターをずっと通しているなんて、本当にすごいことだと思います。17歳教に入った、というか17歳教に入れる条件を満たしたというのに。<ちょっ 来年はリリカルなのはStrikerSなどに期待がかかるところ。

恋するココロ
TVA「かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~」OP。この作品を見てこの一年の方向性が定まった、と言ってもいいくらいはまりました。オープニングもまた、非常に甘いメロディとヴォーカルで、うっとり聞きほれます。ほかにも「ぐるぐる ~himawari version~」(TVA「ひまわりっ!」ED)など、今年はeufoniusが自分の中で大ヒットでした。こういう曲にはほんと弱いというか、いっそ大好物です。なんというか、こう霜月チックなところが。(その例えはわかる人にしかわからないだろっていうか失礼だろ)

schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~
PS2「イリスのアトリエ グランファンタズム」OP。Sound Horizonの人とはるかさんがタッグを組んだ、もう私にしたらこれ以上ないってくらいの最強コンビが登場。もともと、はるかさんがサンホラの楽曲に参加したことがあったりとか、つながりがあったみたいなんですけどね。前のヴォーカル担当の人が抜けてからどうなるのか気になっていましたが、この曲のようにいろいろなメンバーで活動しているみたいです。schwarzweiβのほうは、ゲームの内容と微妙にマッチさせた歌詞の読み方がお気に入りだったり。

God knows…
TVA「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌。もはや言わずと知れた、あのライブアライブの曲です。アマチュアバンドのライブ演奏を忠実すぎるほど再現したアニメーションの質の高さもさることながら、本気が感じられる魂のこもったシャウトには思わず鳥肌が立ちました。ハルヒの中の人こと平野綾さんのたぐいまれなる歌唱力にも大きく驚かされたものです。10年にひとりの逸材と呼んでいいのではないでしょうか。近ごろは体調が思わしくないようですが、どうか元気を出して頑張っていってほしいものです。激しく応援します。

Chercher ~シャルシェ~
OVA「マリア様がみてる 3rdシーズン」ED。やっぱりこの人にしてやられたか、という感想。KOTOKOさんは、これまで恋愛ゲームの主題歌なども数多く歌ってきていますが、百合ソング、つまり女の子と女の子の仲を題材にした曲はおそらく初めてではないかと思います。ですが、そんな垣根なんてまったく問題になりません。とてもかわいらしく、それでいて相手を一途に思う意志がしっかりと表れている、そんな歌い方がきちんとできていると思います。聴き手の心に伝わるもの、ということでは右に出る者はいません。
もうひとつ注目すべきなのは、歌詞です。マリみて原作者の今野緒雪さんによる作詞なんですが、これがピタリとはまっています。今野さんは、前のアニメシリーズの主題歌「pastel pure」でも作詞をしましたが(歌:ALI PROJECT)、これがいまいちだったので今回も少し心配でした。ところが、ふたを開けたらあらびっくり。まさに少女小説のような文面、女の子らしさあふれるボキャブラリー、そしてまっすぐな感情表現。原作を読むときのままの、少し照れくさいような初々しい気分で聴くことができる歌詞に仕上がっています。

ソーシャル/購読

このブログを検索

コメント

ブログ アーカイブ