豚が雲を引いた!

2005/11/25

むかしのひび

「ゎ」の使いみちがわかりません。…ondです。
近ごろのアニメ声優さんって、裏で18禁ゲームや18禁アニメの仕事もしている人が多いみたいです。<ていうか何の話題だ 近日発売のToHeart2 XRATEDのキャストはどうなるんだろうと思って調べてみたところ、元のPS2版でヒロイン役をつとめた声優さんの大半が、別名でアダルト作品への出演経験があることが判明しました。なので、原版と同じ人が声をあてる可能性が高いと思われます。むしろ、最初からWindows版移植を見越しての人選だったのではとのうわさもあります。
これっていいんでしょうか。だいたい所属事務所の方針はどうなっとるのかね。以前は、原作18禁のゲームがコンシューマー移植されるとき、とある大物声優さんに声をやらせるかどうかで物議をかもしたこともあったと思うんですが、いまはそうした騒ぎになることはあまりありません。それよりなにより、声優って夢をあたえる仕事のはずです。いかがわしい裏稼業が明るみに出れば、子どもの夢をこわすどころか、大きいお友だちの夢すらもこわしかねません。っていうか、生天目さんとか佐藤利奈さんとか私ふつうにショックなんだが……。
こうした傾向にはどのような背景があるのでしょうか。業界の事情や大人の事情(かけもちしないと食っていけないなど)は省くとして、ゲーム作品のメディアミックス化が第一にあげられます。人気の出た18禁ゲームがコンシューマー移植やアニメ化・ドラマCD化されることが多くなりました。その際、原作で声をあてていた声優さんがそのまま表に出てくる、というパターンです。
もうひとつ、それと関連する話かもしれませんが、PCゲームそのものが変化してきています。ソフトな表現や萌え度を高めたものが多くなり、ストーリーもエロ直行のご都合主義ばかりでなく、恋愛の過程や泣かせる話をていねいに描いたものも増えました。だから、エロゲーだからってしょっちゅうあんあん言っているわけではなく、むしろ通常の会話やヒロインの微妙な心の変化を表現することが重要になっています。これは声優さんにとっては挑みがいのある役柄ではないでしょうか。また、作品の変化にともない、18禁ゲームのネガティブなイメージが薄れたことも関係しています。業界側としてもユーザー側としても、一般作品とアダルト作品の間のハードルが低くなったと見る傾向が強くなってきているのでしょう。いまやホームページでもオープンにギャルゲーの話をするところが多いですし(たとえばあまやどりとかあまやどりとか)。
しかし、そうはわかっていても割り切れないのがファンというものでして。すきな声優さんのはずかしい経歴を知って幻滅したり、だけどえちボイスには興味津々だったり、まあオタクもいろいろ大変なんです。ですが、いろんな人があちこち行ったり来たりしているいまの状況はあまりよろしくないかなと。だって、いちいち別名使われるとどれとどれが同じ人なのか調べるのめんどいし。<おまえの手間なんか知るか 表稼業と裏稼業、いずれか一本でいければそれに越したことはないと思いますので。どうか声の処女を守ってほしいものです。(ぇ)

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