情けないようでたくましくもある

2005/02/24

むかしのひび

きょうは元素の話。こんばんは、ここんとこ日記の前フリもまともに書けていないondです。私が理系畑だからかもしれませんけれど(畑?)、ときどき前ぶれもなく頭の中に元素記号の語呂あわせなどが浮かんでくることがあります。イオン化しやすい順番とか、みんな語呂で覚えてましたもんね。それをなんで今さらになって思い出すのかはわかりませんけれども。もしかしたら季節のせいかもしれません。<受験シーズンってこと? でまあ、がむしゃらに勉強していたあのころを思い出して、現在の自分とくらべては倫敦どんより状態になってみたり。まあそれはいいとして。
そういえば原子番号って、いま何番まで見つかっているんでしょうね。私のころは元素表に103番のローレンシウムまでが載っていました。ドラクエファンの人ならちょっとあれって思ってしまう名前だったのでよく覚えています。ただ実際には、1990年代にはすでに104番以降の原子もいくつか発見されていたんだそうです。でも名前が決まっていなくて教科書には掲載されていなかったっていう。終盤のほうの元素名って、有名な科学者の名前からつけたりしていますよね。原子の研究や発見にまったく関係ない科学者の名前も使ったりしていますよね。で、調べてみると現在では110番くらいの原子までが名前がつけられていました。
ただ、元素表の下のほうの元素は自然界には存在しません。人間が無理やり作っているだけで、だから原子を見つけるというより作り出すっていう作業みたいです。しかも生成できても1秒にも満たない時間ですぐ分裂するし。はたして、そんな「発見」にどれだけの意味があるんでしょう。理論上は200番とか300番とか、もっと原子番号の大きい原子も生み出せるそうで、なんか夢のない話だなと思って。ひとつずつ手探りで見つけていく苦労こそが科学的探究心のいしずえのはずなんですが。(ていうか何)

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