貝柱ミラー

2003/09/16

むかしのひび

きのうのつづき。
だからね、話はひろがるんですが、自分のことを棚にあげて文句だけ言うのはやっぱり身勝手とちがうかなって思うんです。人生山あり谷ありですから、人それぞれに思いどおりにいかないことや不満も出てくるでしょう。でも、そうした問題にたいして、自分のほうから対処できることだってあります。努力したりゆずりあったり、あるいはそんなたいそうなものでなくてもちょっとした注意とか心がけなんかで、ある程度防げたり解消できるわけですから。たくさんの人がひとつの社会のなかで自分の利益を主張しあって生活しています。どこかできゅうくつになったり食いちがったり、衝突が起こるのはあたりまえのことなんです。それをいちいち取りざたしていたのではそれこそストレスのもとです。人のふり見てわがふり直せ、ということばもありますし。なにか気になることや問題が起こったら、まず自分の中に原因はないか考えるようにしたいものです。いえだれかさんのように内罰的になれとは言いませんが。ですが、残念ながらときにはあからさまな悪意や矛盾に出くわしてしまうかもしれません。自力でできることをひととおりやってみて、それでも理不尽をこうむっていると思うなら、そのときは声高らかに訴えるべきです。まちがっているものはまちがっていると、はっきり言えることもひとつ大切なことです。ただし、そのためにはまず自省という段階をふんでからでないと説得力に欠けたただの遠吠えになってしまいます。
…えらそうなこと言いましたごめんなさい。事なかれ主義者ondです。

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