本日の出張には半袖スーツを着て行くようにと命じられる夢を見たondです。出張と言えば行き先や持ち物などをふつう指示されるものですが、服装を指定されたのは今回がはじめてです。ってそりゃそうっすね。しかし半袖スーツなんて私は持っていません。つーか売ってませんよねそんなの。しかたないので、もったいなくはありましたが自分の背広の袖を切って着て行きました。そこまではよかったのですが(よかったのか?)、道中でえらいことに気がつきました。ワイシャツが長袖のままです。はみでてます。タイガー・ウッズです。こ、これはパンダじゃありません。<何 そんないでたちで敵陣に乗りこんだんですけれども、意外にも先方のうけがよかったのでほっと胸をなでおろして今夜はぐっすり眠れそうです。っていうか寝てます、夢だから。
思うのですが、きっと夢に出てくる自分っていうのは、びみょうに自分じゃない自分なのではないでしょうか。<聞かれてもっていうか、わけがわかりませんわ どこか不思議で、矛盾があって、それが夢の世界だと思うんです。こんなことがあったら奇妙だ、でも考えられない、って心のどこかで思っているかもしれない世界。その中にいる自分というのも、またひとつのつかみどころのない、とりとめのない存在であるのかもしれません。
さて、道端のあじさいの花がすっかりしぼんでいました。気温がめきめき上がって梅雨が明けようとしているこの時期、本格的な夏の訪れと引き換えに過ぎ去っていくものもある、ということでしょうか。花びらはすっかり痛んでしまって黒々しく、すこし前の鮮やかさは見る影もありません。そんな状態になってしまったら、もちろん足を止めて見入る人の姿などありません。もちろん来年も梅雨がやってくれば、この木はまた美しい花を咲かせるのでしょうが。そうしたポテンシャルをたとえ内在していようと、輝いているときしか愛してはもらえない。それってなんだか、ね。
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