キョーちゃんファッションチェック

2002/11/28

むかしのひび

このところの自分を顧みるに。今、かたわらにお菓子の空き箱があります。その表面には24才おめでとうと書かれています。マジックで。見てくれはどうだっていいのです。そういうものに支えられているのだという実感があれば。けして責任逃れをするつもりではありませんが、正直なところ自分でもどういう状態だったのかよくわかりません。自分で決めていたポリシーをいくつも破りました。家事をおっくうに感じるようになったり精神安定剤(チョコレート)に手を染めたりしました。そして弱くてみにくい感情をきたないことばでたくさん口にしました。そのありさまによけい嫌気がさして、こんな自分はどこかへ飛んでいってしまえ、と。それでも今こうしてここに存在しています。ほかの選択肢をえらべなかったというだけのことにすぎないのかもしれませんけれど、それでもです。悪人だというレッテルを貼って開き直ってしまえばそれはそれで示しがつくのにできずにいて、後悔しないための生きかたなんてスタイルが身勝手な幻想であったということを覚えて。私は私のもうひとつの弱さを知りました。手の施しようのないレベルまで病んでいるのだと思いました。これからもきっとなにも変わらない、成長しないのだろうと感じました。ある意味でこれは楽しかったです。自分のことで延々うだうだ悩んで、悩んだところでどうしようもないことに気づくまでくり返して、そういう行為が昔の自分を思い出させてくれたりもしました。自分のいやなところをなくしたいと思いつめるのではなく、どうせそんなもの直りはしないのだからそういう自分といかにうまくつきあっていくかを考えていこうと、そのほうがよっぽど前向きで現実的なのだからとことあるごとに自分に言い聞かせていた覚えがあります。無論いつも失敗でしたけれど。きっとその輪廻として。それでもです。自分のなにもかもがいやになったり生きることがめんどうに思えてしまうことってあると思うんです。そんなときは私を思い出してください。こんな根の腐った人間でも日夜楽しいことを追い求めて、すこしは気づかってくれる人がいて、そうしてふてぶてしくもやけくそでも生きようとしていることを。声を大にして、ここにいるよ、と。

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