@jishin_dema

2023/06/21

何様

ひさびさフィッシュアンドチップス。ごきげんよう。

デマを信じている人の4割はファクトチェックを読もうとしない、という調査結果はショックでした。
正しい事実を伝えるために奔走している人がいるのに、伝わっていない、報われないということですから。

多くの啓発や周知が、届いてほしい人に届かないという同様の問題を抱えています。
自ら情報にアクセスするのは元から関心がある人だけ、そうでない人は見向きもしない、という構図。
期日前投票が投票率アップにどれだけ効果があるのか、という指摘に通じるものがあります。

しかも宣伝力の問題ではなく、受け手が意図的に情報収集を避けているというのですから根が深そうです。
どんな議論もエビデンスなしには成り立たないって、理系人間からしたら当たり前の感覚なんですけども。
正確な情報ほどありがたいものはないと思ってるんですけども。
なぜ欲しがらない人がいるのか不思議でなりません。

考えられる理由のひとつは、「やらない言い訳」のためです。


新たな事実を知ったら、自分の考えや行動を変えないといけなくなる。
それを嫌っているのです。
自分の中の理論を構築し直すのは当然のことなのにそれが面倒だなんて、開いた口がふさがりませんけども。
世の中にはそういう人がいることをこの場でもたびたび指摘しています。

デマとは違いますが、レジ袋有料化の件もそうでした。
マイバッグを持ち歩く生活に変えたくない一心で、反対派はプラスチックごみ問題の現状から目をそらし続けたのです。
リンク先には真実が書かれていると察した上で、自分にとって都合が悪いからと回避したのでしょう。
悪質であり、同時に簡単には解決できない問題だとも感じています。

なんというか、口の悪いたとえしか思いつきませんけども。
金持ちはさらに金持ちになって貧乏人はさらに貧しくなるって言うじゃないですか。
情報もそれと同じなのかなと。
事実ベースで客観的に議論できる人と、嘘であっても信じて話の通じない人の二極化はこれからも進んでいくのかもしれません。

ソーシャル/購読

X Threads note
RSS Feedly Inoreader

このブログを検索

コメント

ブログ アーカイブ