日焼けしたなう。ごきげんよう。
Jリーグ観戦記
2021年J2 第23節 京都サンガF.C.-アルビレックス新潟
(サンガスタジアム by KYOCERA)
というわけで2年目の亀岡です。
今回はビジター席あり、しかも直前に厳戒態勢が緩和され上限も増えたので多数のアルビサポ来場が期待されます。
でもナイトゲームで時間を持て余すので、どこか寄り道しましょうか。
はい。<去年と同じだ!てんどんじゃねーか!
ついでにこんなのも食べてみたり。(ミーハー乙)
今回初めてリッチ号という名のオープンカーの車両に乗ったんですが、もうね。
超気持ちいい。
保津峡の絶景もさることながら、涼しい風が吹き込んで体を癒してくれます。
近畿地方はこの日梅雨明けして本格的に夏を迎えましたが、図らずも一足先に行楽気分を味わいました。
トロッコ亀岡駅に到着後、見えてるサンガスタジアムまで歩くことにしました。(暇人の発想)
やっと近づいてきた、と思ったら意外な光景が。
手前に高架橋が走っています。
まるで都市の中にあるスタジアムのよう。(都市の中だよ失礼なこと言うな
しかも、この橋に上がってスタジアムのほうを振り返ると、
川!
すぐ北側まで保津川の流れが続いていたのでした。
長良川沿いにあるFC岐阜のホームスタジアムを思い出しましたし、水つながりで言うならビッグスワンがある鳥屋野潟にも通じる雰囲気です。
前回は「駅前不動産スタジアムもびっくり」としか感じなかったこのスタジアムがですよ?(そのネタ気に入ったんですか!)
見る方角によってこんなに印象が変わるのは大きな発見でした。
時間になったので入場してビジターゴール裏へ。って、
近すぎィ!
ゴール前に来た選手の顔がはっきり区別できる近さです。
昨年のバルコニー席の俯瞰もよかったのですが、こんな特等席見せられたらかないません。
食料は今回も持ち込みにしました。
駅周辺のハンバーガー屋。
いやー、発声禁止なのにこんなに応援に熱が入るとは思いませんでした。
というか、直近の両チームの勢いの差が出る試合展開になると予想していました。
開幕から無敗で首位快走ともてはやされた新潟ですが、個人的にはぬか喜びしていませんでした。
試合内容に気になる点があったからです。
- ミスからの失点が多い
- 1試合の交代人数が2~3人と少ない
1番目は後ろでボールを奪われてそのままシュートまで持ち込まれるなど、他のJ2上位チームならばまずしないであろうミスが目立ちます。
不本意な形で先制点を与えて試合を苦しくして、それでも攻撃力で取り返していた格好です。
こんな弱点を抱えたままでは、とても上位2チームを争う昇格レースに食い込んでいけません。
2番目は、まさに選手層の薄さを物語っています。
スタメンが好調だからと言えば聞こえはよいですが、言い換えれば個の力に頼っています。
実際、ロメロが離脱したのとチームの調子が落ち始めたタイミングが一緒だったんじゃないでしょうか。
長いシーズン、故障者が出てもチーム力を落とすことなく戦い抜かないといけないのに、現時点では不安しかありません。
とくに攻撃的な切り札の不在は深刻で、試合終盤にギアを入れ直すことができずにいます。
という、かなりネガティブな分析をしながら観戦に臨んだんですが。
その思考を吹き飛ばしたのはゴール裏の雰囲気でした。
同じシーンで盛り上がり、同じ選手を鼓舞し、誰からともなく手拍子を揃えて後押しする。
昨年の隠れキリシタン観戦と異なる最大の点、それはサポーター仲間の存在を如実に感じられたことです。
ビジター席の誰もが勝利を願い、目の前の一戦に集中しています。
そこには自分のような余計な考察は不要。
同点に追いついたシュートも、ゴールキーパーにコースを読まれていたように見えましたが、ボールにみんなの思いが乗って手を弾いた気がしてなりません。
そしてそのボールが目の前でゴール内に転がり込むんですもん。
起立禁止なのに思わずガタッですよ。
試合後にあらためて気づいたことは、「まだ何も決まっていない」ということ。
2位以内をめざして一戦一戦、これからもエールを送るだけです。
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