ろくろを回すポーズ

2021/07/05

ダメだこいつ

トレンド入りしてたウェブ漫画読んだ。ごきげんよう。

アニメ感想


あえて言おう、大豊作であったと!

フルーツバスケット The Final

(全13話)

全5クールでしたか。
十二支の絆崩壊の足音が聞こえてからは話が急展開しますし、引き延ばしても間延びするだけなのでこれでOKだと思います。

いやー、しかしこの歳で告白シーンとか見るのはこっぱずかしいですね。
少女漫画かと。<少女漫画だよ!
しかも出来すぎなタイミングで呪いが解けるものだからハグ解禁というね。
夾が数珠を引きちぎるシーンはやはり感慨深いものがあります。

The Finalで強調して描かれていたのは、各キャラクターのエゴだと考えています。
透半端ないって、あいつ半端ないって、慊人に向かって自分こそ悪人とかめっちゃ言うもん、そんなんできひんやん普通。(いきなり何)
夾も由希も潑春も、支配や抑圧に苦しめられながらもあきらめずに大切な人への想いを貫いた、それがハッピーエンドにつながったと信じたいです。
エゴという言葉はネガティブな意味で使われることが多いですが、自分らしく生きられる人生を手に入れるには自分の欲求を通さなければならない、と教えられた気がします。


さよなら私のクラマー

(全13話)

一身上の都合により(バレバレ)みなきゃー、だったんですが。
感想を一言で言えば、OP/EDと本編との差がありすぎます。

『はねバド!』で神作画を手がけたライデンフィルムですので、選手のリアルな動きや迫力ある試合がたっぷり拝めるものと期待していました。
しかしふたを開けたら競技以外のシーンが多め。
練習環境もままならない女子サッカー部の窮状を描きたかったのでしょうが、正直退屈で、宝の持ち腐れだとも感じました。

注目の希も、プレーすることが好きでたまらないのにコンディション調整ができないなど、いまいちつかみどころのない性格でした。
何考えてるかわからない点だけは親近感ありましたが。

スーパーカブ

(全12話)

なんでにこってした!!(よつば乙)

まず1話冒頭の灰色感がインパクト強烈です。
花の高校生がこんな人生かわいそすぎると思った一方で、立ったまま朝食取るの自分と一緒だと変な共通点見つけたり。

それがカブとの出会いをきっかけに変わっていく様はいい意味で痛快でした。
あのスマイルと、あと映像が色彩豊かになる演出もよかったです。
小熊と礼子の関係もうめぇなと。
修学旅行からはもう共犯者さながらの親密っぷり!

富士登山に椎の事故と、命の危険を感じさせる場面がいくつかあったのが印象的でした。
カブ含め二輪車は世界を広げ生活を潤してくれるけれど危険と隣り合わせ、という現実を正面から描いていると感じます。

シャドーハウス

(全13話)

原作の連載当初は読んでいたのですが、話がとっつきにくいのと、百合要素以外も少なくないのでドロップアウトしていました。
そんなところへ始まったアニメ版でしたので、正直どうかなと思いながら1話見たところ、

ばんばん主従百合やんけ!(帰れ)

ていうか基本的に登場人物全員主従カプじゃないですかー。
関係の形も十組十色で、スパンキングあり、ホモキスありと(爆

意地悪だったり暗かったりとひねくれ者が多いなかで、エミリコの屈託のなさに救われる場面が少なくありませんでした。
ケイトを一途に慕いながらも他の生き人形も気にかける、その人柄で周りを動かし変えていく姿に憧れます。
終盤にはケイト側の思いも強調されますし、やはり主従ものとしておいしゅうございました。

ゾンビランドサガ リベンジ

(全12話)

放送に合わせて1期も履修しました。

いや高評価だったのも納得です。
1クールの中に非常によい話があると神回とか言ったりしますが、本作はほぼ全話が神回。
どの制作会社も面白いアニメを作ろうと思ってやってるんでしょうけど、なんでここのは飛び抜けて面白いのか。
資金力でしょうか。
サイゲマネーでしょうか。

はちゃめちゃな展開やライブシーンのクオリティの高さが注目されますが、ご当地ものとしても地味に丁寧に作られていると感じます。
具体的には、お色気要素やセクハラなどの下品な表現が皆無。
まいまいの銭湯のシーンだけはひやひやしましたが。
アニメを地域おこしに活用しようとしたときに、気まずい描写があると使いづらくなってしまいますが、そうした要素を排除した隙のない仕上がりになっています。

でも純愛コンビの濡れ場なら大歓迎ですよ?<でてけ!!

Vivy -Fluorite Eye's Song-

(全13話)

後から評判を聞いて配信で追いつきました。
ロボットだけど百合みを感じる、ふしぎ!<おまえバカだろ

ストーリーにも引き込まれました。
物語中では100年もの時間が経過するのですが、それに反して息をつかせぬ展開が続きます。
タイムトラベル物の派生というか、ミッションを一つずつこなして未来を救うんだろうなと思ってたところにあの2話のラスト。
幼女ーーー! と思わず心の中で叫んでしまいました。<名前言ってやれ
自分の使命や心とは何かなど、人間にも突きつけられているテーマな気がしてなりません。

ヴィヴィが歌唱型AIということで、話の中に楽曲を織り込んだ演出も見栄えがありました。
アイドルアニメなどでも見られる手法…というかゾンサガとかぶってますがー。

やくならマグカップも

(全12話)

2部構成は珍しい取り組みですがよかったと思います。
自分もろくろ体験やってみたい~ってなりました。
しかも初見であんな出来ばえの良いマグカップ作れるとか、自分にもできるんじゃね? と妄想してしまいます。

アニメパートはほのぼのストーリーでした。
直子だけはなんでいるのかわかりませんでしたが(<やめてやれ)、姫乃を母親の作品のところに連れていって塗りのヒントを与えたときは仕事した! と感心しました。

そして2期放送決定だとぅ?!

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