*いしのなかにいる*

2020/08/12

何様

夜中もエアコンつけっぱ始めました…。ごきげんよう。

神話って大昔のラノベですよね?(でたよ)

最もそう感じるのが、「人間の想像力の域を出ていない」という点です。
神話の神々は天地を創造したり生命を生み出したりと人智を超えた力も振るっていますが、その一方で妙に人間くさく、男女が結ばれて子をなしたり岩の中に引きこもったりしています。
悪魔がヤギやヘビなど、身近な動物を組み合わせた姿で描かれているところからも察せられます。

近代に創作され、コズミックホラーと評されるクトゥルフ神話ですらそうなのです。
個々の神性はスケールが大きく人間離れしていて畏怖を覚えるのですが、やはり誰が誰の子供かという設定があったり、人間を孕ませようとしたりします。

太古に本当に神話のような世界があったのだろうか、もし神や悪魔がいたらどんな姿なんだろうか、と想像を膨らませるには、いかにも創作臭のする既存のものではちょっと弱いかなと。

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