ツンがデレになりまして。

2006/11/05

むかしのひび

こんにちは。またまたごぶさたしておりました。実はですね、すこし前までちょっとした病気にかかっていまして。まあ、命に関わるとかそんな深刻なものではないんですが、治療にだいぶ時間がかかったのが大変でした。同じ症状にかかった人にすこしでも助けになればと思って、そのときの経過というか私の経験を書きたいと思います。

まあ水虫なんですけどね。

…ごめんなさいまじごめんなさい。(やっぱりそんなこったろうと思ったよ) 石投げないで。(またそれか) もしうに投げるならCV松来未祐で(この前と違う人じゃねえか) いや、でもですね、かかった当人にしたらぜんぜん笑いごとじゃございませんで、これが本当につらい闘病生活だったのですよ。
最初に異変に気づいたのは8月末でした。右足の指の間に、皮が白くなってむけているのを見つけました。ですが、運動していれば足の皮がむけるくらい日常茶飯事ですし、よもや水虫だとは思わずにほうっておきました。
そうしたら9月に入ってえらいこっちゃですよ。指の間の皮がまっ白になり、水ぶくれのようにぐちゃぐちゃになってべろんとめくれて、その下にのぞいたのは赤く血を帯びた肉! 思わず悲鳴あげそうになりました。あれきっと皮膚の下の肉ですよガクブル。その患部からは常時うみのような液体がだらだらと垂れ流し状態、さらには足の指が腫れてパンパンに太くなっていました。
具体的にどう困るかというと、歩くとき痛むんです。逆に言えばそれだけなんですが、もう本当にしんどくて。当然、スポーツクラブなんか行っている場合ではありません。ほかにも、始終足がむずむずして、液もだらだらですからつま先が気になって気になってしかたなくて、それだけで何も手につかないときもあります。
ただならぬ危機を直感した私は、すぐに薬局に行きました。当然、水虫の薬を買うなんて初めてのことです。初めてコンドームや妊娠検査薬を買いに来たような心境ですよ。<ていうか何書いてんだ 水虫薬にはおもに液状タイプと軟膏タイプがあって、症状によって使い分けるそうです。素直に店の人に相談して、軟膏タイプのをすすめてもらいました。
いよいよ治療開始です。お風呂上がりにさっそくぬりぬり。効果はじきに現れました。どんな効果かというと、それはもう多量のうみがだらだらと! アギャーッ。汚れるといけないので、足下に新聞紙を敷きました。…いえ、新聞“紙”ではとても足りないので、一日分まるまる置いておきました。寝るときはティッシュペーパーを足の指に巻きました。
それと並行して、生活面の改善も行いました。どこで菌をもらってきたのかはわかりませんが、まずは自宅を清潔にしないといけません。家で履いていたスリッパはとりあえず捨てました(えー)。靴の中敷きも交換。靴下やお風呂マットなど、洗濯物は今まで週末にまとめて洗っていたんですが、それも改めました。夜中に洗濯機回して、翌朝干してから仕事に行く、みたいなスケジュールで。
さいわい手を打つのが早かったようで、徐々に治ってきました。一週間もすると痛みは引き、さらに一週間くらいでうみも出なくなりました。ここまで来ると、もう歩くのも走るのも支障ありません。ですが油断は禁物、毎日薬を塗りました。
実は、ここから全快にいたるまでが長くてですね。皮が白くなった状態、めくれた状態というのが、毎日ちょっとずつ小さくなっているものの、なかなかなくなりません。見た目に何も残らなくなったのが10月末。治療を始めてから2か月近くかかったことになります。それで、いちおうの全快宣言ということにしました。よくがんばったよ私。

…月並みな感想ですが、健康ってありがたいですよ、ほんと。何の痛みも苦労もなく歩けることが、とても大きな意味のあることで。それを守るためにも、今回のような生活面の注意など、もっと広い意味での健康管理というものに気を配っていかないといけないと痛感しました。

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