○今日のBGM「Flower Revolution」(田村ゆかり)
おばんでやんす。夜になって、ちょっとそこら近所をほっつき歩いていたんですが(そもそもそれはなんで)、どこからかゴファーという音が聞こえてきました。ゴッドファーザーの略ではありません。<誰も思ってないから ある家の小屋から聞こえてくる、なにか大きな機械が動いているときの音みたいだったんですが、その音にどこかしら聞きおぼえがあったんです。これが絶対音感ってやつでしょうか(ちがいます)。でも最近は絶対領域のほうがすきですが(しらねえよ)。もちろん靴下はしましまニーソで!(もう帰って) …え、えーと。とにかくどこか懐かしさを感じさせる音だったものですから、そこはかとなく気になって、通報されない程度に近寄って小屋の中をのぞきこんでみました。すると、そこにあったのは穀物乾燥機。稲を刈り取って脱穀したあと入れておく大きなタンクのような機械です。収穫した米はそのままでは水気が多くて、長期保存がきかず味もいまいちいくありません。そのために乾燥という作業が必要になります。昔は天日干しでしたが、いまは多くの農家が乾燥機を自宅に持っていて、その中に刈ってきた米をドバー流しこんでゴウンゴウン回しています。私のいなかでは町内のあちこちでこうした光景が見られたものですから、それで音に聞きおぼえがあったのでしょう。実りの秋を感じさせるノスタルジーなひとときでした。…やっぱり秋の味覚には勝てる気がしねえ。<ここでそれか
現在、農水省が農業助成金の見直しをすすめています。所有する農地の広さなど、一定の条件を満たした農家にしか支給されなくなるんだそうです。中規模・小規模の農家はこの対象からばっさり切り捨てられることになるでしょう。いまこんなことをしていいのでしょうか。日本の食料自給率は年々下落していて、農林水産業の建てなおし、活性化が急務の課題になっています。食の安全性というのもますます重要になってきています。それなのに、この流れに逆行するような切り捨て措置。農家の数や生産高の減少をさらに加速させるようなことにならないでしょうか。とっても心配です。消費者も消費者です。米や野菜を食べなくなってきています。国際社会では健康長寿によい日本食が評価されているというのに、当の国内ではすたれている。これはゆゆしき事態です。世界にほこる食文化を大事にしたいものです。というわけで私はきょうもごはん山盛り食べますた! …やっぱり秋の味覚には(以下同文)
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