かもって言ったじゃん!<なんだよ そういえばユリネののこりなんですが、またたまごでとじちまいました。芸なさすぎです。だって茶碗蒸しってむずかしいもん。それにほら、私もこう見えて仕事している身だし(どう見えて?)、なんていうか普段どおりにしていたほうがいいような気がして。でもやっちゃいました。火をとおしすぎてポタポタになってしまいました。ハリポタもびっくりです。これではあの食感も半減期です。…あ、でも、これくらいぐちゃぐちゃにしちゃったほうが食べやすくていいかもしれません。元も子もありませんか。ふだんあまり口にしないものを食べてみるってのはなかなか楽しいもんでした以上。
さて、彗星の話。英訳するならコメットさんですね。<言わなくていいし ほうきのように長い尾、惑星とはまったく異なる楕円軌道、などなど謎多き天体です。記憶に強く残っているのはハレー彗星です。たしか話題になったのが小学校に上がったころくらいだったと思います。76年周期で地球に近づくから、つぎに見られるのはぼくたちがおじいちゃんおばあちゃんになったときだ、なんて盛り上がっていました。私は、どうせ自分はそんな長生きしないよと思いつつ(やなガキだな)、それでも子ども心に待ちかまえていた覚えがあります。今ごろどのへんを旅しているんでしょうか。次の周期にまた出会えるように、なんてひそかな目標でも留めててみましょうか。
もうひとつね、やはり小学生のときだったんですが彗星を見たんです。10月ごろだったと思うのですが、夕方の赤くなった空をながめていると、一点だけ白いぶち模様が見えたのよ。よく目をこらすとそれは星でも飛行機雲でもなくて、縦方向に細長い光でした。ちょうどあれですね、ドラゴンボールでだれかがエネルギー発しながら飛んでいるシーンみたいな。地面に突きささるようにゆっくり下降していって、そのまま山の向こうに消えていきました。彗星だ、って思って感動したと同時にすげー驚いたの。だってあんなに大きく肉眼で見えたんですよ? 彗星といえばキンチョール世界じゅうの学者や天文観測所が豪勢な設備そろえて血まなこになって調査しているものなんです。図鑑で読んだからまちがいありません。それがこんな鼻たれ小僧にあっさり発見されちゃっていいんでしょうか、と。もし彗星があんなに地球に近づいてきているのならぜったいニュースになるはずだ、と思ってあちこち調べたんですがそのような情報はなく、また子どもの行動範囲にも限界がありますので結局そのままうやむやになってしまいました。今からでは記憶ももうあやふやですので調べるにはいたりませんが、まあそんなちょっと胸にひっかかったままの思い出があります。…きっとこういう記憶って、無理に謎をあばいたりしないでそのまま持っていたほうがいいのかなって気がします。
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