俺は竜宮城だと思うことにする。(寿司屋にて) …ごきげんよう。
ドロリッチ生産終了のニュースが流れた際、メーカーへの批判や
ざまぁという声が多かったことに不快感を覚えました。
残念だとか昔はよく飲んでたという普通の感想ではなくヘイトが
大勢を占めたのはなぜなのでしょうか。
「ステルス値上げ」との指摘が非難を加速させたという見方が
あります。
自分もそのリツイートは見ましたし、嘘も誇張もない情報です。
ですが、中身を減らす実質値上げは今どきどの会社もやっている
ことです。なぜ特定の商品だけやり玉に挙げられるのでしょう。
それとも、他のメーカーの商品も減ったあげくに生産終了したら
同じようにばかにするのでしょうか。
そうやって多くの商品が世から消えていくのを背景を考えもせず
笑いものにして傍観するだけなのでしょうか。
製造原価は上がっているのに値上げしたら消費者に見放される、
価格に反映したくてもできない、という事情を抱えるメーカーに
同情こそすれ、そこは知らん顔して反対に非難とかありえません。
景気の実感がないとか給料上げろとか騒いでいる一方で値上げも
許さないなどという無理ゲー、ダブルスタンダード、自己矛盾。
無責任な意見を垂れ流すネット上の声にはあきれるばかりです。
ドロリッチが内容量変更を決断した時点で、すでに市場の変化や
競争激化でピンチに立たされていたのではないかと想像します。
実質値上げだと言われようとファンのために名前を残そうとした、
と考えると、こんなセカンドレイプのような結末はあんまりです。
自分たちの声が力を持つと知った人々の暴走は怖いと感じました。
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