こんばんは。ハッピー☆マテリアルを聴きました。…なんですかその目は。またアニメトークが始まったよっておっしゃりたいんですか。ちがうんですって。私だって本意じゃないんですわかってください。つまり、べつにとくに聴きたかったわけではないけれど、聴かざるをえない状況に置かれてしまったというか。
だって考えてもみてください。いまや日本一有名なアニソンじゃん。Oricon(オリハルコン)とかカウントダウンティービーとかたくさんの人が見ているでしょうし、当然有線でも流れるでしょうから、アニメファンでなくても知らない人はいないんじゃないかと思うほどです。そんな状況にあって、私がその曲を聴いたことがないとなると困ったことになります。オタクならばアニメ主題歌の最新流行くらい押さえててしかるべき、と世間は思うでしょうから。いえ、私はすでに第一線から身を引いた退役軍人ですけれど(虚言癖)、それでも、きみはオタクのくせにハッピー☆マテリアルも知らないのかと人から言われたら、やっぱりくやしいものがあります。<バリバリ現役気質じゃねえか カタギの人とカラオケ行って、ondはアニオタだからアニソンねという安易な発想で(安易でも何でもないけどな)リクエストくらったとき、もし歌えないとなったら、きみはオタクのくせにハッピー☆マテリアルも歌えないのかって笑われてしまいます。それはそれで沽券にかかわりますので。
民間人との会話についていくためにオタクな情報を仕入れる、という、なんとも理解しがたい事態になっていますが。…いえ8割がた私の被害妄想がふくまれているんですけれどもそれはさておき。オタクさんたちの誇りは、オタッキーな知識にこそあると思うんです。これはどの分野への造詣を深めても言えることですが、ほかの人が知らない専門知識や技術を身につけることで得られる満足感というか優越感が、趣味にはまることの最たる喜びです。世間から白い目で見られてもコソコソと自分の知的欲求を追い求める、そこがいいんじゃねーか。それなのに、まわりの人もみんな同じことを知っていたら、ちっともおもんないですよね。マニアックな情報がポピュラーになってしまうことでその輝きを失うわけです。とくに最近は、萌えビジネスとかメイド喫茶とか調教もののパソコンゲームとか(!)、そっち方面の話題がたびたびニュース番組に取り上げられていますので。こういったネタが世間に広く知られるのは、鼻高々な反面、秘密がもれてしまうような口惜しさもおぼえます。自分がすきだった深夜番組がゴールデンに移ったときの心境、と言えばわかりいいでしょうか。
と、前置きが長くなりましたがさっそく聴いています。あー…ふむふむ、なるほどね、だいたいわかりました。曲はアイドル系ポップス、字面だけで楽しめる歌詞、声のかわいさは申しぶんなし、と基本事項を押さえてるから、こりゃ売れるわけだ。もちろん人気アニメの主題歌なのは必須ですが。まあ分析はこのくらいにして、あとは歌う用にもうすこしリピートして聴いてみます。……。うへ、うへ、うへへ……。って、見せものじゃねえんだよ帰れ帰れ!!(なんなんだ)
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