裁判員裁判の候補にもまだ選ばれたことない

2023/12/26

ツンデレ

殺し屋と宝石とシュトーレンって百合?<おまえはそれしかないんか ごきげんよう。

こちら20年以上持ち歩いている臓器提供意思表示カードです。(突然)


こんなにぼろくなり、財布が何代変わってもずっと肌身離さずです。
今は運転免許証にも記入欄ありますが普段持ち歩いていないので。

脳死移植制度が始まって少しした頃から持ち始めたでしょうか。
当時は精神的に不安定な時期でして。(いきなりどうした)
将来も不安で、自分は何かの拍子に死ぬかもしれないとか考えていました。
そんな状態だったからこそこのカードが目に留まったのかもしれません。

死後誰かの役に立ちたい、などと高尚な考えがあったわけではありません。
当時はむしろ死んだあとのことなんかどうだっていい、という投げやりな気持ちだったでしょうか。
ただ現実的には、事故に遭ってもそうそう即死にはならず、救急隊員や医療従事者のお世話になる可能性が高いです。
そのときに少しでも迷惑にならないように、自分の身元や意思がわかるものを身につけていたほうがいいのかなって。

…そんなこと考えてる時点で生に執着しまくりじゃないですかー。
死ぬ死ぬ詐欺もいいところです。

カードを持っていたところで脳死判定なんてされるのかという問題もあります。
2023年にようやく1000例というレア事象ですから。
移植を必要としている人の分にはとても足りないと想像します。
それでも人生何があるかわからない、その一心で持ち続けています。

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