[むかしのなぞ] 2008/09

2008/09/24

またかよ、と思う。いつもの発作だ、と思う。飽きれるほど、自分に呆れている。

やっちゃった、なんて可愛い子ぶっておどければ済まされる程度の問題ではない。
やらかしてしまう。自分にとって数え切れないほどの回数の、失敗。失策。失態。
今までそれが不可侵であったのは、聖域であったのは、それが然るべき状態だったから。
みすみす手を汚すなんて。なんて意地汚い。なぜ汚れ役を買って出る。汚染された神経。
なんと場違いであったことか。こんな旧態依然とした、むしろ化石ですらある、これ。
ブログの「使い方」ひとつ知らないのにインターネットに参加しているだなんて。
空気も読めない、突撃思考。しでかしたことの意味をわかっていないから、振り回す。
こんなにも浅ましくて、自分の目的のことしか考えていない。つくづく嫌気がさす。

恥ずかしくて、すべてを投げ出して逃げ出したくなる。無責任だとかどうでもいい。
自分の過去や人生を卑下するのはよくないと思うが、それでも、納得がいかなくて。
誰もいない部屋で、人知れず叫ぶ夜。声でもあげなければわだかまりが鎮まらない。
どこで間違えたのだろう。どうしてぼくは、こんなどうしようもなく痛い子なんだろう。
自分から何かしようとする限り。自分を主張しようとする限り。自分でありつづける限り。
この「あちゃー」や「うわぁ」は消えることはないだろう。なんたるはた迷惑な話か。
だったら最初から何もしなければいいのに。出しゃばるような真似、しなければいいのに。
それができていたら自分自身を恨めしく、消えてしまえばいいとなんか思わないだろう。

いてもいなくても同じ、どころではない。いるだけで痛い。そういう人間なんだろう。
他ならぬぼく自身がそう感じているのだから。息苦しさに、自分の首を絞めている。
人前に出るたびに、会話が噛み合わなくて、変なことばかりして。恥ずかしい思いして。
そんなのはもうたくさんだって、懲り懲りだって。思っているのに、でも取り憑かれて。
実世界だってそうじゃない世界だって同じだ。身を守るには、閉じこもるしかなかった。
それを。それなのに。
愛されたいとは願わない。問題児でいることで、それで均衡が保たれるなら、それで。
結局は、このまま自分を苛み続ける自分でいることでしかポジションは与えられないのだ。

そして、そんな自分を見せ続けることでしか。ここに生きていくことはできないんだ。

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