ナンダカンダ

2013/09/15

何様

ご・き・げ・ん・よう、…ごきげんよう。<うん

緊急特番ー、っていうかJリーグ2ステージ制について。
昨日のJ1各会場でも移行に反対する垂れ幕がたくさん出た
そうですが。
はっきりした形で年間王者を決めたい、という思いは自分も
同感ですし、某クライマックスシリーズみたいなことしたら
不公平感が残る結果になりかねないというのも理解できます。

でもそれって長年のファンだけのエゴではないでしょうか。

優勝クラブの決め方、リーグ戦のシステムなんて、年間通じて
試合結果をチェックしてるような熱心なファンにしか実は関係の
ないことというか。
大半の人はせいぜいどこどこが優勝した、という事実くらいしか
目がいかないと思います。
それどころか「新潟にチームなんてあったの?」なんて
いまだに言われるのが現状ですから(血涙)、今の議論も
内輪でごちゃごちゃやっているようにしか見えないでしょう。
Jリーグの迷走ぶりやサポーターの野蛮さというマイナスな
イメージばかりが増大してしまいます。

ここは“にわか”を受け入れる時期なんじゃないかな、と。



詳しい人しかわからないような重箱の隅をつつくよりは、
メディア露出の機会や知名度を増やしていって少しでも
無関心層に目を向けさせる、新規ファン獲得の可能性に
賭けるほうがより現実路線という気がします。

有名選手の海外移籍やチーム数増加(J3創設しますし)
などによって戦力は低下、均質化し、レベルの高い試合を
維持することがますます難しくなっていきます。
だからこそ最近はビッグクラブ待望論なんかも出てきてる
わけでしょうけど。
減少傾向にある観客数を増やし、人気を回復させるのは
現場のクラブや選手たちの努力だけではもはや限界です。
その危機感があったからこそリーグは改革に取り組み、
こうして手を打とうとしたのでしょう。
その姿勢はJリーグを存続させるためのステップとして
なんら間違ってはいません。

というかコアなファンは、2シーズン制に変わっても文句は
言いながら結局応援は続ける気がします。
だって試合見るのが好きですもん。ひいきチームの結果が
気になりますもん。
レギュレーションはどうであれ、その枠組みの中で懸命に
走る姿を後押ししたい、という気持ちが根本にあるはずです。
だったら大目に見てやりましょうよ、と。
自分たちがJリーグの成長に貢献してきた、だから納得の
いく試合やリーグ戦を見せてほしいと主張したくなるのも
わかりますが、経営難という現実問題が複数のクラブに
すでに降りかかっているのです。
広い心でこうした変化や外部の視線、今後増えるであろう
(希望)新しいファンを受け入れていってほしいと思います。

ぼくも20年来のファンの一人として、2シーズン制・ポスト
シーズンで優勝を決めるやり方には不満はありますが、
その取り組みがリーグ運営を安定させ、果てはJリーグを
日本の文化にまで昇華させることにつながるのであれば
ぜひ応援したいです。

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