ネヴァダたん

2008/10/23

むかしのひび

柄にもなく黙祷とかしてしまった…。こんにちは。
ひき逃げは本当許せないです。中学生とかありえん…。もはや中学生に萌えられるのは二次元だけですね。<おまえの思考もありえねえよ
ドライバーがひき逃げをしてしまう原因のひとつは、事故を起こすとパニックになるからだそうです。そうなる状況はわからないでもありません。自分も何度か救急救命講習とか受けてますが、本当にいざ大けがした人や、倒れて意識ない人を見かけたりしたら、落ち着いて行動できるかどうか自身ありません。(←変換がすでに落ち着いてない)
というか、ひき逃げに関しては救命術とか学ぶ以前の問題だと思うんです。つまり人をはねることに慣れてないから(そりゃそうだ)事故を起こしたときに対応がとれないんであって。実際にダミーの人形をひかせてみるとか、119番に電話して事故の状況を説明させる練習とか、そういうのを教習所で教えるようにするのがいいんじゃないでしょうか。

問題をもっと掘り下げるなら、事故を起こしたという事象から逃げようとするのは、「失敗」に対してあまりに無防備な日本人の風潮がそうさせているとも考えられます。
何年か前に政治の場で「再チャレンジ支援」とか「セーフティネット」なんて言葉が使われましたが、逆に言えば、それまでは落伍者に対する救済策ががぜん貧弱だったわけです。事業に失敗した人や生活に困窮した人などが、もう一度立ち直るきっかけをあたえてもらえない。これは行政の姿勢としてあまりにも無責任であると言わざるをえません。
お上からしてそうであることからわかるように、日本の教育とかは、成功するようにとか失敗しないようにということはしっかり教えるけども、もし失敗したときにどう対処したらいいかということにはあまり目を向けていません。もう失敗したらそれでおしまいだと言わんばかりです。
たとえば、日本の子どもは水死…水の事故でなくなる割合が他の国より高いらしいんですが、これはおぼれたときの泳ぎ方を教わっていないことが原因だそうです。学校の水泳の授業で、競泳だけでなく水の事故に対する注意や着衣泳なども教えれば改善されるのではないか、と言われています。
この例のように、一度ミスったり事故を起こしたりしたら、そこでもうお先真っ暗だと思い込んでしまう。だから自分の人生に絶望した人が凶悪犯罪に走ったり、あるいは交通事故に対してひき逃げということをしてしまったりにつながっているような気がしてなりません。もし失敗しても、早めに対処すればダメージは少ないし、またやり直すことができる。失敗してもいいんだっていうことを、もっと認め合える世の中にならなければいけないと思います。

ソーシャル/購読

このブログを検索

コメント

ブログ アーカイブ