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2025/02/12

ダメだこいつ

ゴーン会長を追い出しといて経営難なのまじプギャー。ごきげんよう。

『アナザーストーリーズ』のNapster回を懐かしく見ていました。
ハッカーという文言で奇しくも別番組『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』を思い出すなど。
既存の枠にとらわれずに新しい技術を追い求めた人々の存在は、世にさまざまな革新的な文化をもたらしました。
その一方で社会問題を引き起こしたり、著作権のあり方などを提起したり。
よくも悪くも世の中を変えるきっかけというか、変革のタイミングではそうした議論がついて回るとも言えるでしょうか。

Spotifyの創業者はNapsterの元ユーザーとのことですが、Napsterの模倣ではなくそれを超えるものを作らなければと考えたそうです。
ダウンロードではなくストリーミング再生、もその一つですし。
レコード会社と契約を結び、著作権の問題もクリアしていきました。
Spotifyの成功を皮切りに、サブスク形式でコンテンツを楽しむサービスが次々と世に誕生したのはご存じの通りです。

便利なものはみんな使いたい、でも違法、となったときに権利者はどう対処するか。
訴訟を起こして一つのサイトを潰したところで、すぐに第二第三の違法サイトが生まれるだけです。
だって便利なんですから。
かつてNapsterの肩を持ったユーザーたちのような需要がある限り、それに応えようとするハッカーは必ず現れます。

違法なサイトやソフトウェアを駆逐するには、合法かつさらに便利なサービスを立ち上げるのが最も効果的です。
これはすでに現実が証明しています。
漫画の海賊版を利用させないために、出版社自らウェブ配信のサービスを始めたり。
チケットを転売ヤーから買わせないように公式リセールを提供したり。
ミニファミコンが発売されたときは公式がエミュレーター?! と驚いたものです。
改造ゲームの動画配信などが問題になっていた頃でしたから、本当タイムリーな対策だったなと。

便利なのはもちろん、違法性などの後ろめたさを感じることなく利用できるのも大きいと感じています。

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あまくだry: 不便益システム研究所

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