「絵描きは絵描きとしか仲良くしない」
という言説に対する自分の考えは、「真でもあり偽でもある」です。
どちらの側面もあるというのが答えだと思っています。
偽:むしろ戦友だから
同じ道を志す人、同じ苦労を分かち合った人同士の交流がさかんになるのは自然なことです。
とくに同人誌を作ったりしていると、締切に追われたり思い通りにいかなかったりと、やった人にしかわからない苦悩に多くぶち当たります。
それについて語り合える相手と言ったら…。
そう、同じ経験をした人です。
仲良くするのは相手が絵描きだからではなく、あくまで自分の話し相手たりえるからです。
たとえ自分が絵描きでなくても、同じ苦しみを味わい、共通の話題を作れば絵描きと話すきっかけができます。
つまり自分も何かを創作したりサークル参加すればよいのです!
真:むしろそれが目的
一方で、一部の人に対して感じるのは、
「絵描きと仲良くなりたくて絵を描いている」
という動機です。
誰だって絵を始めるにあたって、憧れのイラストレーターの一人や二人いるものでしょう。
漫画家やアニメーターというケースもあるかもしれません。
あわよくばその人とお近づきになりたい、とか。
また、イベントやネット上で別の絵描きと出会えば交流したい気持ちも生まれるでしょう。
絵描き同士のコミュニティの輪に入りたいと思うこともあるでしょう。
そのためには自分も絵描きでい続けなければなりません。
不純に思えますが、向上心やモチベーションを保つために重要だとも言えます。
おわりに
もちろん真だろうと偽だろうと絵描きさんの行動を否定するつもりはありません。
ただぼくがその輪に入れてもらえなかっただけで!<おまえの同人オチかよ
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