半脱ぎとか引っ張ったりとかしない方がよい

2006/08/29

むかしのひび

あー、もうだめだ。京都市職員オワタ。
このごろ、地方自治体の財政問題や不祥事がいつにもまして取りざたされている今日このごろですが。なかでも京都市は、組織ぐるみで悪さしていたのではないんですが、市職員の犯罪行為が相次いで起こり、ことし4月からの逮捕者がついに10人を数えました。その内容も、水増し請求などお役所ならではのもののほか、覚せい剤使用や傷害、窃盗など重大なものも目立ちます。さすがにここまでくると、個人に処分を下すだけでは責任としては不十分になってきて、組織のありかたや体質の問題点が指摘されるようになるでしょうか。税金で犯罪者を雇っているようなものだ、という厳しい意見も寄せられているそうです。
私は基本的には「にんげんだもの」なスタンスというか、どんな立場の仕事に就いていようとひとりの人間というか、人の子なのだから、失敗したり間違えることがあるのは当然だと考えています。ですから、もちろん個人も大いに反省しなければなりませんが、それだけでは限界があると思います。やはり集団の中で、意識を高めるよう働きかけたり、変な気を起こさないようけん制しあうなど、不正行為の芽を摘むような体制や風土を築き上げることが重要なのではないでしょうか。

…よその自治体の話だったら、ここまで気にならないんでしょうけどね。

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